授業科目 担当教員 開講期
電算機応用
(Information Processing and Exercises)
松原 靖廣 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
15163 3年 材料工学   1単位
授業目標
本授業では、LANに接続されたパーソナル・コンピューター(AT互換機)、OSは、Windows 2000 。この環境下でのコンピューターの操作を体験し習得する。自分で考えてコンピュータを使える材料技術者の“たまご or ひよこ”のレベルには到達してください。

教科書
学生のためのVisual Basic 若山芳三朗著  東京電気大学出版局
参考書
特に指定なし、プリントとして配布資料あり。
授業の進め方
教科書の参考問題を各自でプログラミングしてもらう。学生自身がコンピュータとアプリケーションソフトを存分に学び体験する。課題を出したり内容の解説をするにせよ先生は、学生が自らコンピュータを学ぶ手助けをする者、あるいは補助者にすぎない。

授業内容
1 OSの役割について:ウインドウズの基本操作:アプリケーションの基本操作
2 表計算(EXCEL)による統計的データ処理(セラミック焼結データ)
3 2週の続き:統計の基礎事項(分散、相関、回帰直線.....etc。)
4 3週の続き:EXCELのVBA(スクリプト言語)による簡単なシミュレーション(ゴムのStress-Strain curve)
5 EXCELのVBAの応用:VB(ビジュアル・ベーシック)の基本操作、基礎知識(GUI、オブジェクト・コントロール等):
6 VBによるプログラミング例題:例;買い物プログラム(入出力関係のコントロール)最大公約数
7 構造化プログラミング (wile-wend を例としたプログラム(最大公約数を求める))
8 中間試験
9 繰り返しや分岐処理のプログラミング(教科書 45-77p 4章,5章)
10 配列変数の利用(教科書78-90p 6章)
11 10週の続きとジェネラルプロシージャ処理(教科書96-104p 7章)
12 グラフィックス(教科書105-118p 8章)
13 12週の続きとファイル処理(教科書 119-147p 9章)
14 13週続きとコンピュータ関連、情報技術関連の話題
15 期末試験
成績評価の方法
(中間試験点+期末試験点)÷2を60% : 出席点 30% 授業態度、提出物等の状況10% により100点満点で採点。
学生へのメッセージ
表計算ソフト(EXCEL)やワードは卒業研究で活用します。十分に修得にはげみましょう。またプログラミングも簡単な頭の体操だと思えばいいです。“こんなの出来ない”と最初からあきらめないことです