授業科目 担当教員 開講期
生物工学実験2
(Experiments in Biotechnology 2)
早瀬 伸樹・堤 主計 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
16900 4年 生物応用化学科
(生物工学コース)
必修 2単位
授業目標
生物工学実験1に続いて微生物学及び生物化学の更に進んだ実験を行い、生物工学の基礎により習熟する。
教科書
生物工学実験2テキスト 新居浜高専・生物応用化学科 編集
ビギナーのための微生物実験ラボガイド  堀越弘毅他 著  (講談社サイエンティフィク)
参考書
生化学実験講座  日本生化学会 編  (東京化学同人) など
授業の進め方
生物コースの学生が後期に受講する。班毎に各テーマの実験を行う。レポート提出期限は、実験終了後1週間以内とする。
授業内容

 第1週 実験解説
第2週〜第13週
1. アルコール発酵1: 培地の作製と植菌
2. アルコール発酵2: 蒸留、滴定、アルコールの定量
3. タンパク分解酵素活性の測定
4. 酵素反応速度論
5. 酵素の活性化
6. 酵素の阻害
7. 油脂の腐敗度測定
8. 食品中のスーパーオキシドジスムターゼ(SOD)活性測定
9. 大腸菌のO-Fテスト
10. 大腸菌の増殖曲線の作成
11. 大腸菌からの染色体DNAの抽出
12. DNAの検出及び純度検定

第14週 実験総括及び実験器具整理
第15週 実験に関する演習
成績評価の方法
技能習熟度を含む実験結果(40%)、口頭試問等を含むレポート(50%)、出席(10%)の項目について評価を行う。
学生へのメッセージ
本実験においては、講義より先に実験で学習する内容もあるので、実験前にテキストを熟読し実験操作の目的を理解して実験を行うことが重要である。実験レポートの考察課題には、必要な知識を図書館の参考書等で調べて、よく理解してから取り組んでほしい。
学習・教育目標(複合融合)   学習・教育目標(生物応用化学) B-5