授業科目 担当教員 開講期
食品化学
(Food Chemistry)
中川 克彦 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
16380 5年 生物応用化学科   1単位
授業目標
食品化学、食品加工及び食品衛生の基礎について学ぶ。さらに、食品に含まれる物質が人体に及ぼすさまざまな影響について理解し、栄養学の知見も交えながら食品による疾病の予防・治療に関する知識を習得する。
教科書
資料プリントを配布する。
参考書
現代の食品化学  並木満夫 他著  (三共出版)
新しい食品化学  川岸舜朗 他著  (三共出版)
授業の進め方
授業は、毎回配布するプリントと板書を中心に講義を進める。
授業内容
1 食品成分(1):糖質(1)
2 食品成分(2):糖質(2)
3 食品成分(3):アミノ酸・タンパク質
4 食品成分(4):核酸・ビタミン・ミネラル
5 生体機能調節物質(1):その分類およびその化学構造と三次機能について(食品の機能を化学的観点から理解することを目標とする)
6 生体機能調節物質(2): 生体防御物質および生理機能物質について
7 機能性食品
8 中間試験
9 食品成分の変化(食品の加工・保護工程における食品成分の変化を動的に解析・理解することを目標とする)
10 食品の加工
11 発酵食品
12 食品の腐敗・変質
13 食品の滅菌・衛生対策
14 食品添加物
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験と小テスト(80%)、課題提出物(10%)および平常点(10%)により評価する。
学生へのメッセージ
食品化学を理解するためには、化学、有機化学、生物化学などの基礎知識が必要である。我々は、食品を日に三度、一生涯に渡って体内に取り入れ続けるが故に、本学問分野は非常に重要であると考えられる。容易に理解を深めることができるよう身近な例などを挙げながら講義を進めていくので、卒業後の仕事のみならず生活そのものに役立てていただきたい。
学習・教育目標(複合融合)   学習・教育目標(生物応用化学) B-4