授業科目 担当教員 開講期
物理化学2
(Physical Chemistry 2)
真鍋 昌裕 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
16250 4年生 生物応用化学科   2単位
授業目標
熱力学の法則を学びながら、エネルギーの観点から、自然の変化の方向を予測する考え方をトレーニングする。同時に、科学的事項の文章、グラフ、数式表現を身につけさせる。
教科書
化学熱力学中心の基礎物理化学  杉原剛介 他著  (学術図書出版社)
参考書
カステラン物理化学  目黒謙次郎 他訳  (東京化学同人)
授業の進め方
掲げた項目に関して、概要を説明し、関連事項について宿題を提出させ、その解答を比較して、相違点を抽出して、それについて討論させる。その間に、表現法についてもチェックする。
授業内容
前期 後期
1 相平衡 1 試験の解説
2 質量作用の法則 2 熱力学第2法則
3 平衡定数 3 カルノーサイクル
4 るシャトリエの原理 4 エントロピーの分子論的解釈
5 熱力学第1法則 5 エントロピーの温度変化
6 熱と仕事 6 エントロピーの圧力変化
7 エネルギー保存の法則 7 エントロピーの組成変化
8 中間試験 8 中間試験
9 試験の解説 9 試験の解説
10 エンタルピー 10 ギブス自由エネルギー
11 熱容量 11 ギブス自由エネルギーの圧力変化
12 理想気体の仕事と熱 12 ギブス自由エネルギーの温度変化
13 断熱過程 13 化学ポテンシャル(1)
14 Hessの法則 14 化学ポテンシャル(2)
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
4回の定期試験の結果に基いて成績を評価する。
学生へのメッセージ
自然現象のエネルギー的解釈、それを表現するための、グラグによる手法、数式による手法を身につけるためには、”ナルホド”と感じられるように、自分をごまかさないように、務めること。それが、サイエンスが面白くなります。
学習・教育目標(デザイン工学)   学習・教育目標(生物応用化学) B-1、B-2、B-4