授業科目 担当教員 開講期
電子設計製作実習
(Electronic Design and Construction)
山田正史、松村弘志、占部弘治、大村泰、平野雅嗣、横山隆志 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
62880 1年 電子工学専攻 必修 2単位
授業目標
 これまでに修得してきた電気・電子回路技術やソフトウェア技術を駆使して目的の機能・性能を有する新しい回路、装置或いはシステムを設計・製作する応用能力と、それらの成果を説明するプレゼンテーション能力を身につけることを目標とする。。
教科書
指導教官が提示する設計仕様書
参考書
使用する部品、装置等の仕様・規格および取扱説明書
授業の進め方
希望のテーマを選び、指導教官の助言を受けながら、自らの力で目標を達成していく。
1)毎週の検討結果を記録するノートを作成する。
2)定期的(3週間に一度)に実習の成果の審査を受ける。
  指導教官2名を単位とするグループ(同じ分野で構成)で、実習ノートを提出し、検討結  果を報告し指導を受ける。ノートには、検討内容を具体的に書く。
3)実習の成果を発表会で報告する。
授業内容
1 実施要領ガイダンスおよび各テーマの説明会(参考:設計仕様書)
  希望のテーマを選ぶ。
2−7 指導教官の助言を毎週1回、必ず受けながら、与えられた仕様を満足する回路、装置  ソフトウェア等を設計し製作する。必ず実習ノートに毎回の作業内容、検討内容や結論  および次回の検討課題を書く。
8 中間発表会
  設計・製作の目的、機能、仕様、結果等について発表し、質疑応答を行う。
  作業内容や作業形態が具体的にわかること。
9−14 前半2−7と同じ作業
15 全体発表会

テーマ一覧
(1)電子回路(アナログ、デジタル)装置の設計製作
(2)コンピュータによるメカニカル機構の制御システム
(3)グラフ・ネットワークにおける探索アルゴリズムの実行
(4)マイクロ波回路のシミュレーション設計および製作に関する演習
(5)機器制御のためのワンチップマイコンのプログラム作成
(6)独創的なアイデアによるプログラミング
(7)ネットワークプログラミング実習
(8)X線イメージングにおけるレイトレースシミュレーションの実行----平野
成績評価の方法
(1)実習に対する取り組み状況、意欲 30%
  (実習ノートの内容等をグループ指導教官が評価)
(2)成果審査会の評価 40%(全指導教官)
(3)発表会の評価 30%(発表用資料、発表要領、理解度、特に、質疑応答を重視する      全指導教官が評価)
学生へのメッセージ
製作する回路・装置の動作原理やソフトウェアの処理原理を、自分の言葉で説明できるように心がけて下さい。原理・原則をよく理解することにより、その応用範囲が広がります。各自で参考文献を探す努力をして頂きたい。
学習・教育目標(デザイン工学) C 学習・教育目標(生物応用化学)