授業科目 担当教員 開講期
化学数学1
(Chemical Mathematics 1)
河村 秀男 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
63110 1年 生物応用化学専攻 必修 2単位
授業目標
偏微分法および微分方程式について、化学熱力学や反応速度論等の授業において出てくる具体的な問題を題材として取り上げることで、数式になれ、使いこなせる能力を養うことを目的とする。
教科書
化学者のための数学十講 大岩正芳 (化学同人)および化学数学1プリント 河村作成
参考書
なっとくする化学数学 佐藤博保 著 (講談社)
化学を学ぶ人のための基礎数学 ピータ・デビット 著 北浦和夫 他訳 (化学同人)
授業の進め方
各授業において配付するプリントに沿って授業を進める。各授業における理解度を確認させる目的で、授業の最後の問題を与え、レポートとして提出させる。
授業内容
1 常微分と偏微分
2 全微分
3 陰関数の微分
4 線積分
5 完全微分と不完全微分
6 熱力学の関係式
7 1階常微分方程式:変数分離形
8 中間試験
9 1階常微分方程式:斉次微分方程式
10 1階常微分方程式:1階線形微分方程式
11 1階常微分方程式:反応速度の解析
12 2階常微分方程式:2階線形常微分方程式
13 2階常微分方程式:定数係数の線形微分方程式(同次)
14 2階常微分方程式:定数係数の線形微分方程式(非同次)
15 期末試験
成績評価の方法
中間試験と期末試験の結果を80%、各授業において課したレポートを20%として評価する。
学生へのメッセージ
実験結果などを説明する場合、数式を使うと言葉よりも簡単で明瞭に説明できることが多い。化学における具体的な問題に数式を使い、馴れることを通してこのことを実感してほしい。必要に応じて、数学の授業で学習した内容を復習すること。
学習・教育目標(デザイン工学)   学習・教育目標(生物応用化学) B-1