平成14年に制定された知的財産基本法において、大学・高専等での知的財産の創造が我が国経済の持続的な発展の源泉であり、国際競争力の強化を図り活力ある経済社会を実現させるためには、知的財産活動の取組は極めて重要であると提唱されています。本来特許制度は研究者、開発者等を守るものでありながら、難解な法律問題であるとの先入観から、これまで敬遠されて来た感がありました。そこで、特許のイロハから、研究成果からの発明抽出のポイント、権利取得のノウハウ等やさしく学べる知的財産セミナーを四国地区高専地域イノベーションセンターが企画しました。
講師には、元特許庁で審査・審判実務に35年間携わり、現在山口大学の知財の総責任者のベテランである佐田先生をお迎えし、35名(香川高専・詫間キャンパスの教員2名と新居浜高専の教職員33名)が聴講しました。
日 時 | 平成23年2月24日(木) 14時00分〜16時50分 |
場 所 | 第1会議室 |
講演1 | 「ゼロから学べる知的財産〜高専教職員・関係者が知っておきたい知的財産権の基礎知識〜」 山口大学 教授 佐田 洋一郎 先生 (産学公連携・イノベーション推進機構 知的財産部門長) |
講演2 | 「高専と知的財産」 香川高等専門学校 地域人材開発本部 教授 関 丈夫 先生 |
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講演風景 | 質疑応答風景 |