「第12回科学技術特別シンポジウム」を開催

 本シンポジウムは、2000年(平成14年)から毎年実施しております。今回は「環境/土壌浄化技術」と題しまして、米国のNASAからも注目された酸化鉄微粒子を用いた土壌浄化技術で世界をリードしている戸田工業鰍フ松井敏樹先生、および、廃石膏ボードなどによるフッ素土壌汚染に対しリン酸カルシウム塩が環境中の微量フッ素を安定なフッ素アパタイトとして不溶化できるユニークな技術を提案し、国内外の企業と共同研究を進め、地域の循環型社会形成に貢献するビジネスモデル構築でも注目を浴びている富山高等専門学校の袋布昌幹先生にご講演をお願い致しました。また、本校・専攻科生2年生全員のパネル展示方式の研究成果紹介も行いました。

日 時平成23年10月14日(金) 13:15〜15:55
場 所新居浜高専 視聴覚教室
内 容
講演1「多層構造のナノ鉄複合粒子による土壌・地下水浄化」
講 師戸田工業株式会社 創造本部 事業推進部門 事業推進3グループリーダー 松井 敏樹 先生
講演2「KOSENをコアとした産学連携・地域貢献・外部資金獲得
〜環境技術に関する私たちのいくつかの経験から〜」
講 師富山高等専門学校 専攻科 准教授 袋布 昌幹 先生
松井先生のご講演風景 袋布先生のご講演風景