「第11回科学技術特別シンポジウム」を開催

 新居浜高専において2000年(平成14年)から毎年実施しております本シンポジウムの趣旨は、エンジニアを志す青少年をはじめ一般の市民に科学技術に親しむ多様な機会を提供し、科学技術に対する関心と理解を深めて、科学技術の振興を図るものです。学術研究又は教育研究の第一人者である方に講演していただき、地域企業の皆様、行政との交流を一層深めるとともに、日本を支えていく科学技術について一緒に考え、新しい科学技術の進展を図り、新産業創出に寄与していこうと考えております。

 今回は「リチウム二次電池および電気自動車技術の最前線」と題しまして、全固体リチウム二次電池の開発で世界をリードしている大阪府立大学大学院工学研究科応用化学分野・林晃敏先生、および、愛媛県が本年度から新たなEV関連産業の創出に乗り出し、そのリーダー役に迎えられました電気自動車(EV)研究の第一人者である愛媛県EV開発センター・佐藤員暢先生に講演をお願いいたしました。また、本校・専攻科生によるパネル展示方式の研究成果紹介も8件行いました。

日 時平成22年7月9日(金) 13:30〜16:00
場 所新居浜高専 第1会議室
内 容
講演1「リチウム二次電池の最近の進展」
講 師大阪府立大学大学院工学研究科応用化学分野・助教 林 晃敏(はやし あきとし)先生
講演2「EVおよび愛媛県EVプロジェクト」
講 師愛媛県EV開発センター・センター長 佐藤 員暢(さとう かずのぶ)先生
林先生のご講演風景 佐藤先生のご講演風景
専攻科生による研究成果紹介