日本に2つしかない?『立体核図表』を製作しました!
授業中に観たビデオ「元素誕生の謎にせまる」(理化学研究所・企画監修)中にCGで登場する立体の核図表を製作したいという学生の希望がきっかけとなり、本科4年生9名が『立体核図表』製作の活動を行いました。
ネット検索から独立行政法人理化学研究所(理研)が平成22年10月に「レゴブロックで見る核図表」(写真1)を製作、常設展示されていることを知り、平成23年5月に本校で講演を行っていただいた理研の中尾愛子先生にさっそくお願いして、製作に必要な立体方向の質量欠損データ(原子核の持つエネルギー)をご提供いただきました。その質量欠損データは、独立行政法人日本原子力研究開発機構の小浦寛之先生が計算されたデータを、立体核図表が製作できるように理研・仁科加速器研究センターの上野秀樹先生が加工されたものです。
本活動は、新居浜高専「平成24年度 チャレンジプロジェクト」に採択され、後援会からの助成金により行いました。また、愛テクフォーラムからのご支援も受けております。
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写真1:平成23年8月26日(金) 愛テクフォーラム学生会員が撮影 (理研・研修時) |
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核図表とは 陽子数と中性子数を軸にとって既知および概念上の核種全てを配置した図。(ウィキペディアより) |
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写真2:製作した『立体核図表』と「あかがね工業博」での展示風景 (8mm角檜棒を使うことで、理研の1/20以下の経費で製作できました。) |
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