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高専ロボコン四国地区大会2010

 10月10日(日)、アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト四国地区大会が香川高専高松キャンパスで行われました。

 今年のロボコンの競技課題は「激走! ロボ力車(リキシャ)」。2足歩行のロボットが、乗り物に乗った人をゴールまで運ぶ速さを競います(制限時間3分)。ゴールにたどり着くまでには、ロボットと高専生の乗った乗り物とを連結させ、さらには2.5mの高さにつり下げられた鍵穴に自作の鍵穴を差し込まなければなりません。

 新居浜高専からは、Aチーム「燧の発掘屋」とBチーム「ぺんでゅらむ」が出場しました。Aチーム「燧の発掘屋」は、スタートから順調な2足歩行で途中の連結ゾーンに到達しました。しかしその直後、ロボット部品が破損してしまい、その場所から動くことができず、惜しくも1回戦敗退となりました。本戦では、ロボットの故障で悔しい思いをしたAチームでしたが、決勝戦前のエキシビションマッチに登場し、見事3分間で全ての競技課題をクリアしました。その実力は評価され、特別賞を受賞しました。

 また、Bチーム「ぺんでゅらむ」は、振り子のような動作を行いながら前進する2足歩行ロボットで、ゆったりとした重心移動が特徴的でした。1歩1歩着実にゴールを目指し、連結ゾーンに到着したところで1回戦勝利となりました。2回戦は、スピード不足で残念ながら敗退しましたが、他のチームにはないユニークな2足歩行が評価され、アイデア賞を受賞しました。

 11月21日(日)に国技館で開催される全国大会には、香川高等専門学校(詫間キャンパス)Bチームと香川高等専門学校(高松キャンパス)Aチームが出場します。

Aチーム「燧の発掘屋」
Bチーム「ぺんでゅらむ」
記念撮影
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