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6月10日(木)、国の重要文化財に音声ガイドロボットを設置しました。

 新居浜高専では、教職員・学生のアイデアと実践力を活かし、元気あふれる地域づくりやキャンパスづくりを進めています。 このプロジェクトの一環として、6月10日、国の重要文化財である四国中央市切山地区の真鍋家住宅に音声ガイド装置を設置しました。

 昨年11月に、地域おこしのための“地区を案内するガイドロボット”を作ってはどうか、という地域住民からの協力依頼があり、電子制御工学科 出口幹雄 助教授を中心に高専の学生たちの協力も募りながら、プロジェクトを進めています。

 今回、手始めに、本格的な“案内ロボット”を製作する前段階のプロト第0号機として、重文・真鍋家住宅の音声ガイドをする装置を試作しました。 これは、真鍋家住宅を訪れた人に対して、音声で真鍋家住宅の概要について案内・説明をするもので、訪問者が玄関で「パンパン」と2回手を叩くと、 これを感知して自動的に案内アナウンスが鳴り出す仕掛けです。スピーカは入り口付近と内部の2箇所に設置し、アナウンスの進行に合わせて、訪問者を内部へ誘導するようになっています。

 設置当日は、地域住民の方も大変喜ばれました。また、報道関係者も多数集まり、関心の高さがうかがえました。

音声ガイドを設置する出口幹雄 助教授
音声ガイドに向かって手をたたく地域の方々
報道関係者から取材を受ける出口幹雄 助教授
地域の方々との語らい
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