【2/23】環境材料工学科学生が製作した『廃棄自転車ラジオ』の贈呈式が行われました。

令和2年2月23日(日)、本校環境材料工学科4年生 安藤 璃音さん、尾関 希星さん、水田 寛之さん、渡部 翔大さんが製作した『廃棄自転車ラジオ』の贈呈式が、あかがねミュージアム多目的ホールで行われました。

 

この『廃棄自転車ラジオ』は、環境材料工学科4年生の実習科目『材料創成デザイン演習』において「廃棄自転車を再生利用したエネルギー教育教材開発」を目的に製作したものです。ハンドルを回して得られる電力量に応じてLEDライトが順番に点灯し、5つすべてのLEDライトが点灯した後にラジオのスイッチが自動的に入る仕組みとなっており、子供たちが楽しみながら発電の仕組みを学べるように工夫されています。

 

一方、地域貢献活動を行っているあかがねミュージアムサポータークラブと防災情報を発信するコミュニティーFM局を運営している株式会社ハートネットワークは、ともに地域の防災意識啓発活動を積極的に推進しています。今回製作した『廃棄自転車ラジオ』は子供たちのエネルギー教育のみならず防災意識啓発の一助にもなり得ると考えて、同社様あてに贈呈することになりました。

 

当日は「あかがねミュージアム サポータークラブ ステージショウ!!」の一環として、尾関さんと渡部さんが登壇して、多くの観客の前で『廃棄自転車ラジオ』の実演をするとともに、製作時の苦労話や工夫した点を紹介しました。

 

なお、今回『廃棄自転車ラジオ』を製作した実習科目『材料創成デザイン演習』は、環境材料工学科の志賀 信哉教授・松英 達也教授・平澤 英之准教授、技術室の吉良 真技術専門職員・藤岡 章太技術職員に加え、電子制御工学科の田中 大介助教が指導を担当し、昨年度に引き続き、学科を超えたものづくり教育を実施することができました。

 

廃棄自転車ラジオの紹介

廃棄自転車ラジオの紹介

廃棄自転車ラジオの贈呈式

廃棄自転車ラジオの贈呈式