平成29年度 シラバス
授業科目
電気工学概論1
担当教員
粂野 紘範
開講期
通年
科目番号
110410
対象学年・学科・コース
4年 機械工学科
単位区分
選択必修
単位数
2
授業概要・授業方針
電気工学の基礎知識である電気・磁気に関する諸量と単位を理解し、それらの説明や簡単な計算ができること。
到達目標
  1. 直流回路の基礎的な計算ができること。
  2. 簡単な磁界の計算ができること。
  3. 電磁力の大きさを計算し、その向きを説明できること。
  4. 電磁誘導現象を説明できること。
  5. 静電気による電界の大きさを計算し、その向きを説明できること。
教科書
精選電気基礎 実教出版
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
前期
1 直流回路の電流と電圧 1
2 オームの法則 1
3 抵抗の直列接続 1
4 臨時試験 1
5 キルヒホッフの法則 1
6 直流回路の計算 1
7 演習
8 中間試験
9 ジュール熱、電力と電力量 1
10 抵抗率、導電率、抵抗の温度係数 1
11 電流と磁界 2
12 磁束と磁束密度 2
13 ビオ・サバールの法則 2
14 アンペアの周回路の法則 2
15 直線電流、コイルによる磁界 2,3
16 期末試験
17 前期末試験
後期 自己点検
1 磁界中の電流に働く力 3
2 電流相互間に働く力 3
3 磁気回路 3
4 磁化曲線と磁気ヒステリシス 3
5 電磁誘導現象 4
6 レンツの法則、ファラデーの法則 4
7 演習
8 中間試験
9 コイルに生じる誘導起電力 4
10 直線導体に生じる誘導起電力 4
11 自己インダクタンス 4
12 相互インダクタンス 4
13 コイルのエネルギー 4
14 静電気と静電力 5
15 電界と電気力線 5
16 期末試験
17 学年末試験
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 直流回路の基礎的な計算ができる 直流回路を理解できている 直流回路を理解できていない A・B・C
2 簡単な磁界の計算ができる 磁界を理解できている 磁界が理解できていない A・B・C
3 電磁力の大きさを計算し、その向きを説明できる 電磁力を理解できている 電磁力を理解できていない A・B・C
4 電磁誘導現象を説明できる 電磁誘導現象を理解している 電磁誘導現象を理解できていない A・B・C
5 静電気による電界の大きさを計算し、その向きを説明できる 静電気による電界を表現できる 静電気・電界を理解できていない A・B・C
到達度評価
定期試験(中間、期末)を80%、小テスト(臨時試験を含む)を20%の割合で評価する。
履修上の注意
機械工学科の学生にとって、今や電気工学は不可欠な知識になっている。電気と磁気に関する基礎的事項を、演習問題に接して理解するよう努めていただきたい。
事前学習・自己学習・関連科目
この科目は電気工学概論2(5M)へ引き続がれますので、必ず履修すること。電気工学概論2の履修を考えている学生は電気工学概論1を必ず受講すること。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース) B-1
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)