授業科目 総合実習 |
担当教員 平田 傑之 |
開講期 通年
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科目番号 110308 |
対象学年・学科・コース 3年 機械工学科 |
単位区分 必修 |
単位数 3単位 |
授業概要・授業方針
工作実習での実践の基礎のうえに理論が生まれ、理論が実践を効果的にするとともに、実践が理論を発展させるものである。機械工作法は技術の根幹をなすものであり、鋳造、鍛造、溶接、手仕上げ及び各種工作機械の実習により、理論と実践との融合を授業目標とする。
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到達目標
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授業要目 |
かみ合いクラッチ式歯車変速機の製作及び運転試験並びに鋳造、溶接の実習および技術調査 |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | 鋳鉄の鋳込みが品質よくできる。 | 鋳鉄の鋳込みができる。 | 鋳鉄の鋳込みできない。 | A・B・C |
2 | 炭酸ガス溶接、不活性ガス溶接の作業ができる。 | 炭酸ガス溶接、不活性ガス溶接の基本作業ができる。 | 炭酸ガス溶接、不活性ガス溶接の基本作業ができない。 | A・B・C |
3 | 測定機器を適切に選択できる。 | 測定機器の正確な読み取りができる。 | 測定機器の正確な読み取りができない。 | A・B・C |
4 | 旋盤の加工精度を適切に実現できる。 | 旋盤の加工精度を0.03程度にできる。 | 旋盤の加工精度を0.03程度にできない。 | A・B・C |
5 | ホブ盤を用いて段取り替えをして歯車を作ることができる。 | ホブ盤を用いて歯車を作ることができる。 | ホブ盤を用いて歯車を作ることができない。 | A・B・C |
到達度評価
評価は実習の技術(50%)、関心(10%)工夫(10%)及び報告書(30%)により総合的に評価する。 見学した場合の評価は80点満点とする。 欠席した場合の評価は0点とする。 |
履修上の注意
安全マニュアルにある実習の遵守事項を守り,怪我をしないように注意をすること。 実習中は実習服等を正しく着用すること。実習服を忘れた者あるいは注意を聞かない者は見学させる。 教員1名、技術員5名計6名で、5班編成で実施する。それぞれの班に班長及び副班長を置く。 班長は班を統括し、副班長は班長を補佐する。 報告書を次回実習時に提出する。 |
事前学習・自己学習・関連科目
事前学習:講義(機械工作法)の内容が実習中いたるところに出てくるため、思い出しながら良く注意して実習して欲しい。 関連科目:機械工作法,工作実習2 |