授業科目 ユニバーサルデザイン |
担当教員 吉川貴士 |
開講期 後期
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科目番号 110206 |
対象学年・学科・コース 2年年 機械工学科 |
単位区分 必修 学修単位 |
単位数 1単位 |
授業概要・授業方針
地域社会(まち、製品、工場など)におけるバリアフリーを考慮したものや人間特性(人間工学的)に配慮されたものについて、低学年で学ぶことで、これからの専門知識を学びながら応用(広い視野での考察)ができるようになることを目的とする。 授業は講義とグループ討論を並行して進め、テストとレポート課題を課し、理解の程度を確認する。 |
到達目標
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授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
1 | 概要・評価方法などの説明・人間工学とは | 2 | |
2 | ユニバーサルデザイン・バリアフリーの違い | 1 | |
3 | ノーマライゼーション | 1、4 | |
4 | グッドデザインとユニバーサルデザイン | 1、3 | |
5 | 視覚(錯視、色覚)、身体・運動機能(生理学的) | 2 | |
6 | 高齢・障碍者の特性 | 2、3 | |
7 | バリアフリー・今日用品の工夫の視点 | 1 | |
8 | 中間試験 | ||
9 | エコロジカルデザイン | 2 | |
10 | 家電・輸送機器におけるUD | 2,3 | |
11 | 住居・介護・福祉におけるUD | 2,3 | |
12 | ヒューマンインターフェイス(環境制御装置) | 3 | |
13 | 疲労測定法 | 2 | |
14 | 職場環境が及ぼす影響(作業環境と生理・心理的適応) | 3,4 | |
15 | 海外における福祉現場 | 3,4 | |
16 | 期末試験 | ||
17 | 開発教育:世界の技術の進化について | 3,4 |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | ユニバーサルデザインの7原則を理解し、応用(改善)できる | ユニバーサルデザインの7原則を理解し、説明できる | ユニバーサルデザインの7原則を理解できない | A・B・C |
2 | 人間の特性・生理学的を知り、ヒューマンエラーについて理解し、応用(アイデアの創成)ができる | 人間の特性・生理学的を知り、ヒューマンエラーについて理解し、説明できる | 人間の特性・生理学的を知り、ヒューマンエラーについて理解できない | A・B・C |
3 | モノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを説明でき、応用(改善)ができる | モノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを理解し、説明できる | モノの形状や作業環境によって人体に及ぼす影響が異なることを理解できない | A・B・C |
4 | 高齢者・障がい者の特性に合わせたものづくりを理解し、応用(アイデアの創成)ができる | 高齢者・障がい者の特性に合わせたものづくりを理解できる | 高齢者・障がい者の特性に合わせたものづくりを理解できない | A・B・C |
到達度評価
定期試験(科目内容の理解)60%、提出物(レポート)40%で評価する。
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履修上の注意
履修上の注意:グローバル社会の一員として、日常の中にあふれる製品における課題をみつけ、カイゼン(UD化)するため、主体的に学習することが重要です。
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事前学習・自己学習・関連科目
・自学自習:日々のニュースを意識して、ものづくりの観点でできる安全・快適性などの向上について情報を収集すること ・関連科目:「機械工学入門」そして、この科目は今後、ものづくり(エンジニアリングデザイン能力)関連科目の基礎となります。 |