工学基礎研究シラバス

授業科目工学基礎研究	担当教員環境材料工学科全教員		開講期後期
科目番号 151415	対象学年・学科・コース 4年環境材料工学科	単位区分必修	単位数 1単位

授業概要・授業方針

4学年の学生を全教員で分担担当し、5学年における卒業研究で求められる基礎的な知識や実験技術の習得を目指す。教員ばかりでなく、卒業研究生からの指導も受け、学生間で切磋琢磨し、勉学意欲や協調性の向上を目指す。

到達目標

卒業研究の基礎となる課題の目的、意義を理解できる。
課題の根幹となる実験原理や手法の基礎を理解できる。
課題の内容について口頭または筆記で説明できる。
課題に対する取り組みや、その結果をノートにまとめることができる。

教科書: 独自の教材を配布する。
参考書: なし

授業要目

 第1週　ガイダンス、研究室配属
第2週～第14週　各研究室において実験・演習
第15週　統括各指導教員における内容
（1）卒業研究の基礎または背景となる文献の講読や導入実験等により研究課題の内容を知る。
（2）課題の根幹となる実験原理や手法の理解に重点を置き、試料の準備、計測・解析方法等の試行を通じて、
種々の実験装置にも触れる。

到達達成度の指標（ルーブリック）

到達目標	理想的なレベル（Ａ）の目安	標準的なレベル（Ｂ）の目安	未到達なレベル（Ｃ）の目安	自己評価
1	卒業研究の基礎となる課題の目的、意義を理解して具体的に説明できる。	卒業研究の基礎となる課題の目的、意義を抽象的に説明できる。	卒業研究の基礎となる課題の目的、意義を理解できない。	Ａ・Ｂ・Ｃ
2	課題の根幹となる実験原理や手法の基礎を理解して具体的に説明できる。	課題の根幹となる実験原理や手法の基礎を抽象的に説明できる。	課題の根幹となる実験原理や手法の基礎を理解できない。	Ａ・Ｂ・Ｃ
3	課題の内容について口頭または筆記で具体的に説明できる。	課題の内容について口頭または筆記で抽象的に説明できる。	課題の内容について口頭または筆記で説明できない。	Ａ・Ｂ・Ｃ
4	課題に対する取り組みや、その結果をノートに見易くまとめることができる。	課題に対する取り組みや、その結果をノートに記録することができる。	課題に対する取り組みや、その結果をノートにまとめることができない。	Ａ・Ｂ・Ｃ

到達度評価

与えられた課題に対する勉学や実験、実習に対する取り組み（実験ノート(50%)と課題遂行能力(50%)）により評価する。

履修上の注意

授業を受講する前には、配布プリントを熟読し何を行うのか明確にして臨むこと。
取り組む課題の目的・意義を理解し、実験原理や手法の基礎的な理解が求められる。
常に、研究課題に関連する情報を収集し、実験結果と含めて実験ノートにまとめる習慣を身につけること。
本科目やその後の「卒業研究」はこれまで培った技術と知識を総合して行わなければ、充分な成果が得られないことを理解してもらいたい。

事前学習・自己学習・関連科目

本科目は「卒業研究」の基礎を学ぶための重要な位置付けにある。

学習・教育目標

（生産工学・機械工学コース）
（生産工学・環境材料工学コース）		C-1
（生物応用化学）
（電子工学）