平成29年度 シラバス
授業科目
工学基礎演習
担当教員
新田敦己、當代光陽
開講期
通年
科目番号
151102
対象学年・学科・コース
1年 環境材料工学科
単位区分
選択必修
単位数
2単位
授業概要・授業方針
材料工学の基礎となる”数学”について、演習を通して授業内容の理解を深め、さらに応用力を身につけさせる。
到達目標
  1. 整式の加減乗除に関する基礎問題が解けること。
  2. 因数分解が出来ること。
  3. 実数の意味を理解し、絶対値や平方根に関する基礎問題が解けること。
  4. 不等式に関する基礎問題が解けること。
  5. 2次関数に関するグラフが描け、基礎問題が解けること。
  6. 三角比に関する基礎問題が解けること。
  7. 正弦定理や余弦定理に関する基礎問題が解けること。
教科書
理解しやすい数学I+A 藤田 宏編著 (文英堂)
参考書
高専テキストシリーズ基礎数学  高専の数学教材研究会編 (森北出版)
高専テキストシリーズ基礎数学問題集  高専の数学教材研究会編 (森北出版)
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
前期
1 ガイダンス・中学数学の復習 1
2 数と式1(整式の加法) 1
3 数と式2(整式の減法) 1
4 数と式3(整式の乗法) 1
5 数と式4(乗法公式) 2
6 数と式5(因数分解) 2
7 数と式6(分数式) 2
8 中間試験
9 試験返却
10 数と式7(実数) 3
11 数と式8(平方根) 3
12 1次不等式1(1次不等式の解法) 4
13 1次不等式2(絶対値記号を含む方程式・不等式) 4
14 2次関数1(関数とグラフ) 5
15 2次関数2(2次関数とそのグラフ) 5
16 期末試験
17 試験返却
後期 自己点検
1 2次関数3(2次関数の最大と最小) 5
2 2次関数4(2次関数の決定) 5
3 2次関数5(2次方程式、実数解) 5
4 2次関数6(解と係数の関係) 5
5 2次関数7(2次式の因数分解) 5
6 2次関数8(グラフと2次方程式) 5
7 2次関数9(グラフと2次不等式)
8 中間試験
9 試験返却
10 三角比1(正弦、余弦、正接) 6
11 三角比2(三角比の相互関係) 6
12 三角比3(鈍角の三角比) 6
13 三角形への応用1(正弦定理と余弦定理) 7
14 三角形への応用2(三角形の面積) 7
15 三角形への応用3(図形の計量) 7
16 期末試験
17 試験返却
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 整式の加減乗法に関する応用問題が解けること。 整式の加減乗法に関する基礎問題が解けること。 整式の加減乗法に関する基礎問題が解けない。 A・B・C
2 因数分解に関する応用問題が解けること。 因数分解に関する基礎問題が解けること。 因数分解に関する基礎問題が解けるない。 A・B・C
3 実数の意味が理解できて、絶対値や平方根に関する応用問題が解けること。 実数の意味が理解できて、絶対値や平方根に関する基礎問題が解けること。 実数の意味が理解できず、絶対値や平方根に関する基礎問題が解けない。 A・B・C
4 不等式に関する応用問題が解けること。 不等式に関する基礎問題が解けること。 不等式に関する基礎問題が解けない。 A・B・C
5 2次関数に関するグラフが描け、応用問題が解けること。 2次関数に関するグラフが描け、基礎問題が解けること。 2次関数に関するグラフが描けなく、基礎問題が解けない。 A・B・C
6 三角比に関する応用問題が解けること。 三角比に関する基礎問題が解けること。 三角比に関する基礎問題が解けない。 A・B・C
7 正弦定理や余弦定理に関する応用問題が解けること。 正弦定理や余弦定理に関する基礎問題が解けること。 正弦定理や余弦定理が分からず、基礎問題が解けない。 A・B・C
到達度評価
前・後期定期試験および前・後期中間試験結果を60%、課題演習点を30%、受講状況を10%として評価する。
履修上の注意
正当な理由の場合を除き、授業を無断欠席しないこと。また、必ず期限どおりに課題を提出すること。
事前学習・自己学習・関連科目
数学は、材料工学における基礎学問の1つであり、専門科目を勉強する上で大変重要な科目です。中学校の数学の復習をしておくこと。受け身ではなく自ら進んで問題を多く解き、理解を深め、応用力を身につけるように努力しよう。分からないことは、授業時間外でもアドバイザー教員に質問しよう。分からないことをそのままにすることは、一番良くないことです。