平成29年度 シラバス
授業科目
創造デザイン演習2
担当教員
松田雄二,今西 望
開講期
後期
科目番号
610030
対象学年・学科・コース
2年 生産工学専攻
(機械工学コース)
単位区分
必修
単位数
1単位
授業概要・授業方針
自ら作成した図面を元に,部品の製作方法と組立方法を計画する。部品の加工,組立・調整作業を通して,問題点を発見・分析する.改善案を設計に反映し,仕様を満たしているか検証する.
到達目標
  1. 部品の製作方法と組立方法を計画することができる
  2. 部品の加工,組立・調整をすることができる
  3. 問題点を発見分析し、改善案のアイデアを出すことができる
  4. 改善案を設計することができる
教科書
配布プリント
参考書
なし
授業要目
 1.設計仕様の決定、CAD検図
2.CAE予測
3.製作方法計画
4.部品加工・組立
5.試運転、性能確認
6.問題分析と改善案検討
7.報告書作成
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 自主的に,部品の製作方法と組立方法を計画することができる 担当教員の指導の下,部品の製作方法と組立方法を計画することができる 部品の製作方法と組立方法を計画することができない A・B・C
2 工作機械や工具の操作方法および原理を理解し,部品の加工,組立・調整をすることができる 部品の加工,組立・調整をすることができる 部品の加工,組立・調整をすることができない A・B・C
3 問題点を発見分析し,改善案の優れたアイデアを出すことができる 問題点を発見分析し,改善案のアイデアを出すことができる 問題点を発見分析し,改善案のアイデアを出すことができない A・B・C
4 改善案を設計することができ,具体的問題に適用できる 改善案を設計することができる 改善案を設計することができない A・B・C
到達度評価
成績評価は製作物(仕様の達成度)30%,報告書70%で評価する.ただし、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は原則として単位を認定しない.
履修上の注意
「創造デザイン演習1」のCAD図面を構造面から詳細に検図し,製作・組立可能な図面にカイゼンする.さらに性能予測後に部品加工,組み立て,および試運転を行う.
事前学習・自己学習・関連科目
事前学習:専攻科1年で学習した「創造デザイン演習1」の成果であるCAD図面に対する教員の指摘を授業前にカイゼンしておくこと.
関連科目:本科4年の創造設計製作,専攻科1年生の創造デザイン演習1
履修上の注意:この科目は,本科から継続して学んできた創造的な設計演習の仕上げとなる.図面から実物の製作,検証までのより一層踏み込んだ創造設計製作について理解するように努められたい.
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース) C-1,C-2,C-3
(生産工学・環境材料工学コース)
(生物応用化学)
(電子工学)