平成29年度 シラバス
授業科目
数値計算法及び演習B
担当教員
三井正
開講期
後期
科目番号
610020
対象学年・学科・コース
2年 生産工学専攻
単位区分
必修
単位数
3単位
授業概要・授業方針
高度な数値計算や視覚化を容易に行うことができるツールとして Matlabをとりあげ、これを利用するための基礎的なテクニックを学習する
到達目標
  1. Matlab を用いてベクトル・行列の計算ができること
  2. Matlab の制御構造や関数を作成できること
  3. Matlab を用いてグラフを作成できること
  4. Matlab を数値計算に利用できること
  5. Matlab を数式処理に利用できること
教科書
配布プリント
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 ベクトル・行列と2次元グラフ 1
2 繰り返し構造 2
3 条件分岐 2
4 関数定義 2
5 3次元グラフ 3
6 非線形方程式の解、関数の最大値・最小値 4
7 行列の固有値・固有ベクトル 4
8 中間試験
9 試験返却、解説、データの補間と数値積分 4
10 フーリエ変換 1 4
11 フーリエ変換 2 4
12 音声のフーリエ変換 4
13 微分方程式の数値解法 4
14 統計解析 4
15 数式処理の基礎 5
16 期末試験
17 試験返却、解説
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 Matlab を用いてベクトル・行列の複雑な計算ができる。 Matlab を用いてベクトル・行列を作成し、計算することができる。 Matlab を用いたベクトル・行列の計算ができない。 A・B・C
2 Matlab の制御構造や作成した関数を利用して高度な計算ができる。 Matlab の制御構造や関数を作成できる。 Matlab の制御構造や関数を作成できない。 A・B・C
3 Matlab を用いて2次元や3次元のグラフを作成し、アニメーションにすることができる。 Matlab を用いて2次元や3次元のグラフを作成できる。 Matlab を用いてグラフを作成できない。 A・B・C
4 Matlab の関数を用いた数値計算と制御構造などを利用して複雑な計算ができる。 Matlab の関数を用いた基本的な数値計算ができる。 Matlab を用いた数値計算ができない。 A・B・C
5 Matlab の数式処理を実際の問題に応用できる。 Matlab を用いて簡単な数式処理ができる。 Matlab を用いた数式処理ができない。 A・B・C
到達度評価
定期試験を 80%、課題を 20% で評価する。
履修上の注意
欠課時間数が総授業時間の1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
事前学習・自己学習・関連科目
数値計算法及び演習Aでは数値計算法に基づいて自分でプログラムを作成しましたが、本授業ではMatlabを利用して計算する方法を学びます。配布プリントを利用して授業内容を予習・復習し、各自の研究に関する問題等「自分の問題」を解いて、Matlabの操作に慣れてください。
学習・教育目標
(生産工学・機械工学コース) A
(生産工学・環境材料工学コース) A
(生物応用化学)
(電子工学)