授業科目 日本文化史 |
担当教員 佐伯徳哉 |
開講期 後期
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科目番号 600101 |
対象学年・学科・コース 専攻科1年 全専攻 |
単位区分 自由選択 学修単位 |
単位数 2 |
授業概要・授業方針
前近代における日本の産業の特色と歴史的意義を、石見銀山遺跡の世界遺産登録の過程で行われた文献史学・考古学・地理学・科学などの多角的研究と、類似遺産との比較研究をひもときながら考える。
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到達目標
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授業要目 | 到達目標 との対応 |
自己点検 |
1 | 世界遺産と産業遺産 | ||
2 | 石見銀山遺跡の概要と世界遺産登録へのプロセス | ||
3 | 石見銀山の通史 | 4 | |
4 | 石見銀山の日本史上の意義 | 4 | |
5 | 石見銀山の世界史上の意義 | 4 | |
6 | 石見銀山遺跡の構成資産とその特徴(1) | 1 | |
7 | 石見銀山遺跡の構成資産とその特徴(2) | 1 | |
8 | 石見銀山遺跡の構成資産とその特徴(3) | 1 | |
9 | 類似する世界遺産との比較検討(1) | 2 | |
10 | 類似する世界遺産との比較検討(2) | 2 | |
11 | 類似する世界遺産との比較検討(3) | 2 | |
12 | 比較検討をまとめる(作業) | 2 | |
13 | 石見銀山の顕著な普遍的価値に関する国際的議論(1) | 1.2 | |
14 | 石見銀山の顕著な普遍的価値に関する国際的議論(2) | 1.2 | |
15 | 欧米の産業遺産における発展段階論と石見銀山 | 1.2 | |
16 | 期末試験 | ||
17 | 日本の前近代の産業文化から何を学びどう活かしうるか | 1.2.3. |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物など関連させながら分析し、論理的に文章表現できる。 | 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物などをてがかりに述べることができる。 | 伝統的な日本の産業文化の特色を、映像・画像・考古遺物などから読み取ることができない。 | A・B・C |
2 | 石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献を分析・関連させながらいくつかの範疇から総合的に文章で表現することができる。 | 石見銀山と類似遺産との比較を、映像・画像や文献をてがかりに複数の事象から述べることができる。 | 石見銀山と類似遺産に関する映像・画像や文献から情報を読み出せない。 | A・B・C |
3 | 伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方と現場においてどう実践できるか両面からオリジナルな考えを論じることができる | 伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか、基本的な考え方として論じることができる。 | 伝統的な日本の産業文化の価値を近代産業の中でどう活かしうるか論じることができない。 | A・B・C |
4 | 東アジア的・世界史的な交流と日本史の動きを有機的に関連付けながら文章で表現できる。 | 東アジア的・世界史的な交流と日本史の動きに関する個別知識を述べることができる。 | 同時代の東アジア史・世界史や日本史の動きを述べられる知識が身についていない。 | A・B・C |
到達度評価
期末試験80%、課題・提出物・発表20%により評価する。
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履修上の注意
本科で学習した歴史1・歴史2や地理の内容ともかかわらせながら日本の産業遺産の歴史的・文化的意義を多角的に考察することが大切です。
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事前学習・自己学習・関連科目
歴史1・歴史2から15〜17世紀の日本史と世界史の動きをおさらいしておいてください。
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学習・教育目標
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