授業科目 工学基礎実験 |
担当教員 谷口 佳文・松田 雄二・谷脇 充浩・粂野・岡田 |
開講期 後期
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科目番号 110205 |
対象学年・学科・コース 2年 機械工学科 |
単位区分 必修 |
単位数 1単位 |
授業概要・授業方針
機械工学のあらゆる分野を学習する上で必要とされる力学(力、運動、エネルギー)について、実験を通して理解することを目標とする。
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到達目標
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授業要目 |
1 ガイダンス |
到達達成度の指標(ルーブリック) |
到達 目標 |
理想的なレベル(A)の目安 | 標準的なレベル(B)の目安 | 未到達なレベル(C)の目安 | 自己評価 |
1 | ニュートンの運動の3大法則が示す物理現象を理解・考察でき、様々な物理量の測定のために実験器具などを使うことができる。 | ニュートンの運動の3大法則が示す物理現象について、模範に沿って基礎的な物理量の測定の実験ができ、データの整理とまとめができる。 | ニュートンの運動の3大法則が示す物理実験を通じて、工学に対する関心や探究心を持つことができる。 | A・B・C |
2 | 振り子が示す物理現象を理解・考察でき、様々な物理量の測定のために実験器具などを使うことができる。 | 振り子について、模範に沿って基礎的な物理量の測定の実験ができ、データの整理とまとめができる。 | 振り子についての物理実験を通じて、工学に対する関心や探究心を持つことができる。 | A・B・C |
3 | 力のつりあいやモーメントが示す物理現象を理解・考察でき、様々な物理量の測定のために実験器具などを使うことができる。 | 力のつりあいやモーメントが示す物理現象について、模範に沿って基礎的な物理量の測定の実験ができ、データの整理とまとめができる。 | 力のつりあいやモーメントについての物理実験を通じて、工学に対する関心や探究心を持つことができる。 | A・B・C |
4 | エネルギー保存則が示す物理現象を理解・考察でき、様々な物理量の測定のために実験器具などを使うことができる。 | エネルギー保存則が示す物理現象について、模範に沿って基礎的な物理量の測定の実験ができ、データの整理とまとめができる。 | エネルギー保存則についての物理実験を通じて、工学に対する関心や探究心を持つことができる。 | A・B・C |
5 | 仕事や効率を理解・考察でき、様々な物理量の測定のために実験器具などを使うことができる。 | 仕事や効率について、模範に沿って基礎的な物理量の測定の実験ができ、データの整理とまとめができる。 | 仕事や効率についての実験を通じて、工学に対する関心や探究心を持つことができる。 | A・B・C |
到達度評価
報告書(5テーマ)を50%、テスト(5テーマ)を40%、応用実験報告書と出席状況を10%とし、100点満点で評価する。
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履修上の注意
履修上の注意:高専において、実験は、将来、実践的技術者として活躍するために、最も重要な科目として位置づけられています。特に、機械工学においては高学年になるに従い、力学を中心とする物理現象に関する知識を必要とします。そこで、工学基礎実験においては、基礎理論を使って実験結果を考察することにより、理論と現象を関連付けて理解するように努力してください。
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事前学習・自己学習・関連科目
事前学習:指導書の予習 関連科目:「物理1」 |