平成28年度 シラバス
授業科目
情報処理2
担当教員
松原 靖廣
開講期
後期
科目番号
151301
対象学年・学科・コース
3 環境材料工学科
単位区分

単位数
1
授業概要・授業方針
本授業では、LANに接続されたパーソナル・コンピューター(AT互換機)、OSは、MS-Windows。この環境下でのコンピューターの操作を体験し習得する。自分で考えてコンピュータを使える材料技術者の“たまご or ひよこ”のレベルには到達してください。
到達目標
  1. MS-EXCELによりデータの統計処理と解析が出来るようになる
  2. MS-EXCELにおけるV.B.A (Visual Basic for Aplications)の活用が出来るようになる
  3. Visual BASIC 2010の簡単なプログラミングが出来るようになる
教科書
学生のためのVisual BASIC.NET 若山 芳三郎(東京電気大学出版局)
配布するプリント多数あり
参考書
ネットワーク社会における情報の活用と技術 岡田正 他編 (実教出版)
プログラムを作ろう! Microsoft Visual Basic 2010 入門  池谷 京子著 (日経BP社)
その他 Visual Studio2010、Visual Basic 関連書籍
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
1 Windowsの基本操作と付属アプリケーションの基本操作
2 MS-EXCELによる統計的データ処理(セラミックス焼結データ)
3 MS-EXCELによる統計の基礎事項(分散、相関、回帰直線など)
4 MS-EXCELのVBA(スクリプト)による簡易シミュレーション(ゴムの応力-ひずみ曲線)
5 MS-EXCELのVBAの応用:MS-VB(ビジュアル・ベーシック)の基本操作、基礎知識
6 Visual Studio 2010 の基本操作
7 Visual Basic 2010 とは
8 中間試験
9 試験返却
10 繰り返しや分岐処理のプログラミング(最大公約数、三角形の面積プログラム)
11 構造化プログラミング-配列変数の利用 -その1
12 構造化プログラミング-配列変数の利用-その2 カレンダーを作るプログラム
13 グラフィックスのプログラム
14 ファイル処理のプログラム
15 コンピュータ関連、情報技術関連の話題
16 期末試験
17 試験返却
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 MS-EXCELによりデータの統計処理と解析がかなりできる。 MS-EXCELによりデータの統計処理と解析が普通にできる。 MS-EXCELによりデータの統計処理と解析があまりできない。 A・B・C
2 MS-EXCELにおけるV.B.A (Visual Basic for Aplications)の活用がかなり出来る。 MS-EXCELにおけるV.B.A (Visual Basic for Aplications)の活用が出来る。 MS-EXCELにおけるV.B.A (Visual Basic for Aplications)の活用ができない。 A・B・C
3 Visual BASIC 2010の簡単なプログラミングが出来る。 Visual BASIC 2010の簡単なプログラミングがそこそこ出来る。 Visual BASIC 2010の簡単なプログラミングがあまり出来ない。 A・B・C
到達度評価
試験の点を60%:提出物等の評価40%で全体100点評価
履修上の注意
座学的要素と実習的要素がありバランスよく学習すること。プログラミングも簡単な頭の体操だと思えばいいです。事前に学習しておくとよい内容については授業中に次週の課題として指示いたします。“こんなの出来ない”と最初からあきらめないことです。
事前学習・自己学習・関連科目
ソフトウェアの活用として表計算ソフト(EXCEL)を取り上げています。データ処理を行うための数学的知識(統計)が必要です。簡単なプログラミングですが、数学や物理といった基礎科目が関連しています。表計算ソフト(EXCEL)やワードは卒業研究で活用します。十分に修得にはげみましょう。