平成28年度 シラバス
授業科目
歴史2
担当教員
佐伯徳哉
開講期
通年
科目番号
101240
対象学年・学科・コース
3年 全学科
単位区分

単位数
2単位
授業概要・授業方針
日本の歴史の動きを、原始から近代までの時間経過に沿って概観するとともに、主要な歴史事象についてその因果関係について考察することにより、総合的な歴史思考力を培う。


到達目標
  1. 日本の歴史の全体的過程を時代ごとの特徴と変化の中でとらえながら説明できる。
  2. 日本の歴史が世界との関わりの中で動いてきたことを論理的に説明できる。
  3. 歴史を文献史学のみでなく考古学や民俗学の成果と関連させながら説明できる。
  4. 日本史の主要な事象について、自ら調査研究しレポートにまとめる。
教科書
詳説日本史 笹山晴生他(山川出版社)
参考書
なし
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
前期
1 旧石器時代・縄文時代
1.3
2 弥生時代
1.2.3
3 小国分立から邪馬台国へ
1.2.3
4 古墳時代
1.2.3
5 ヤマト政権
1.2.3
6 律令国家への道
1.2.3
7 律令国家
1.3.4
8 中間試験
9 律令国家の変容
1.3.4
10 貴族政治と国風文化
1.2.4
11 地方政治の展開と武士
1.3
12 院政
1.3.4
13 平氏の台頭
1.2.3.4
14 鎌倉幕府の成立
1.4
15 鎌倉時代の政治と文化
1.2.3
16 期末試験
17 東アジアの中の日本古代史・中世史  
1.2.3.4
後期 自己点検
1 蒙古襲来から鎌倉幕府の滅亡
1.2.3.4
2 室町幕府の成立
1.3
3 室町幕府と庶民の台頭
1.2.3
4 対外関係と室町文化
1.2.3.4
5 戦国大名
1.2.3.4
6 織田信長の統一事業
1.2.3.4
7 豊臣秀吉の統一事業と桃山文化
1.2.3.4
8 中間試験
9 幕藩体制の成立と構造
1.2.3.4
10 幕藩体制の展開から動揺へ
1.2
11 江戸時代の文化
1.2.3
12 開国と幕末の動乱
1.2.3.4
13 明治維新と近代化
1.2.4
14 立憲国家の成立と日清・日露戦争
1.2.4
15 二つの世界大戦 1.2.4
16 期末試験
17 第二次世界大戦戦中・戦後の日本人の生活 1.3.4
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 日本史の全過程の変化を時代の特徴をとらえながら文章で説明できる。


日本史の各時代の特徴について文章または口頭で説明できる。


日本史の変化、各時代の特徴もとらえられない。


A・B・C
2 日本史の各時代の変化や歴史事象を、世界史の動きと関連付けながら文章で説明できる


日本史上の歴史事象を、世界史の動きと関連付けながら文章または口頭で説明できる。


日本史の各時代の変化も歴史事象も、世界史と関連付けられない。


A・B・C
3 各時代の文化を、文献・考古・民俗資料を駆使し相互に関連付けながら文章で説明できる。


各時代の文化を、文献・考古・民俗資料のいずれかから文章または口頭で説明できる。


文献・考古・民俗いずれの資料に対する理解・洞察力不足で説明できない。


A・B・C
4 1.2.3の理想的なレベルで叙述できる。


1.2.3の標準的レベルで叙述できる。


ABのレベルに達しないもの。


A・B・C
到達度評価
定期試験70%、提出物・発表・授業に取り組む態度 30%で評価する
履修上の注意
1年次に学習した地理、2年次に学習した歴史1(世界史)との関係を考えながら、日本史の各時代の特徴や主要なできごととリンクさせて、広い視野から考察することが大切です。

事前学習・自己学習・関連科目
1年生で勉強した地理、2年生で勉強した歴史1の授業内容をおさらいしておいてください。