平成28年度 シラバス
授業科目
電子基礎実習
担当教員
(前期)出口 幹雄・(後期)松木 剛志
開講期
通年
科目番号
130105
対象学年・学科・コース
1年 電子制御工学科
単位区分

単位数
1.5
授業概要・授業方針
電気回路・電子回路を自分の手で組立てて、それがうまく動作した時の喜びと、電気の働きの不思議さを体験することを通じて、電子工学に興味を持たせ、専門科目、自然科学系科目への学習意欲を高めさせる。
エレクトロニクス技術に対する関心と興味および電子工作の基本的技術を身に付けることを目標とする。
到達目標
  1. ハンダ付けの仕方について体得すること。
  2. 電子部品についての知識を身につけること。
  3. 電子工作の手順を体得すること。
教科書
新居浜高専・電子制御工学科編集
参考書
なし
授業要目
 第1週 オリエンテーションとはんだ付けの練習
第2週 ちかちかダイオード・2進数の数え方
第3週 PICマイコンとは?
第4週 電子ピアノ・電子オルゴール・電子すず虫
第5週 タッチ警戒アラーム・目覚まし鳥
第6週 16進数って?
第7週 電子サイコロ
第8週 タイマー
第9週 マイコンのプログラミング実習(1)
第10週 マイコンのプログラミング実習(2)
第11週 マイコンのプログラミング実習(3)
第12週 マイコンのプログラミング実習(4)
第13週 マイコンのプログラミング実習(5)
第14週 マイコンのプログラミング実習(6)
第15週 マイコンのプログラミング実習(7)
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 ハンダ付けの原理を理解してハンダ付けができる。 ハンダ付けができる。 ハンダ付けができない。 A・B・C
2 電子部品について電子回路の製作に必要な知識が身についている。 電子部品について知識が身についている。 電子部品について知識が身についていない。 A・B・C
3 電子工作の手順を理解して作業ができる。 電子工作の作業ができる。 電子工作の作業ができない。 A・B・C
到達度評価
合否で判定する。真面目に出席して製作に取り組んでおれば基本的に合格とする
履修上の注意
電気基礎演習と週交代で実施するので、忘れ物の無いようにすること。製作途中の工作物や部品類を保管する十分な大きさの密閉容器を用意すること。
事前学習・自己学習・関連科目
電子工学に興味を抱くキッカケをつかんでもらうことが目的なので、製作を通して、おもしろさを発見して欲しい。どうしてこんな動作ができるのか、という不思議に目を向けて欲しい。