平成28年度 シラバス
授業科目
基礎生物学1
担当教員
西 甲介(前期)、岡本 威明(後期)
開講期
通年
科目番号
140101
対象学年・学科・コース
1年 生物応用化学科
単位区分

単位数
2単位
授業概要・授業方針
現在、生物学に関する領域は非常に広くなってきており、特にバイオテクノロジーを用いる考え方は一般化してきている。今後の学習、進学、就職において必要となる。
到達目標
  1. 細胞の構造と機能について簡単に説明できる。
  2. DNAの構造と遺伝子発現について簡単に説明できる。
  3. タンパク質の構造と機能について簡単に説明できる。
  4. バイオテクノロジーの原理と応用について簡単に説明できる。
  5. 生体内におけるエネルギー変換について簡単に説明できる。
  6. 体内環境の調節について簡単に説明できる。
  7. 免疫のしくみについて簡単に説明できる。
  8. 動植物の発生について簡単に説明できる。
教科書
生物基礎 浅島誠 他著  (東京書籍)
生物 浅島誠 他著  (東京書籍)
生物図録 視覚でとらえるフォトサイエンス  (数研出版)
参考書
新しい生物学の教科書  池田清彦 著  (新潮社)
授業要目 到達目標
との対応
自己点検
前期
1 生物の多様性と共通性 1
2 生命活動とエネルギー(1) 1,2
3 生命活動とエネルギー(2) 1,2
4 生体物質と細胞(1) 1,3
5 生体物質と細胞(2) 1,3
6 生命現象を支えるタンパク質(1) 3
7 生命現象を支えるタンパク質(2) 3
8 中間試験
9 試験返却、復習
10 生物と遺伝子 2,4
11 遺伝情報の分配 2,4
12 遺伝情報とタンパク質の合成 2,3
13 遺伝情報の発現 2
14 遺伝子の発現調節 2
15 バイオテクノロジー 4
16 期末試験
17 答案の返却、確認及び授業のまとめ
後期 自己点検
1 代謝とエネルギー(1) 5
2 代謝とエネルギー(2) 5
3 代謝とエネルギー(3) 5
4 体内環境(1) 6
5 体内環境(2) 6
6 体内環境と調節(1) 6
7 体内環境と調節(2) 6
8 中間試験
9 試験返却、復習
10 免疫(1) 7
11 免疫(2) 7
12 生物の生殖と配偶子の形成(1) 8
13 生物の生殖と配偶子の形成(2) 8
14 動物の発生 8
15 植物の発生 8
16 期末試験
17 答案の返却、確認及び授業のまとめ
到達達成度の指標(ルーブリック)
到達
目標
理想的なレベル(A)の目安 標準的なレベル(B)の目安 未到達なレベル(C)の目安 自己評価
1 細胞の構造と機能の関係について理解し、具体的な例を挙げて説明ができる 細胞の構造と機能について簡単に説明できる 細胞の構造と機能について説明できない A・B・C
2 DNAの構造と遺伝子発現について理解し、具体例を挙げ詳しく説明ができる DNAの構造と遺伝子発現について簡単に説明できる DNAの構造と遺伝子発現について説明できない A・B・C
3 タンパク質の構造と機能について理解し、具体例を挙げ詳しく説明ができる タンパク質の構造と機能について簡単に説明できる タンパク質の構造と機能について説明できない A・B・C
4 バイオテクノロジーの原理をを理解し、その応用について具体的に説明ができる バイオテクノロジーの原理と応用について簡単に説明できる バイオテクノロジーの原理と応用について説明できない A・B・C
5 生体内におけるエネルギー変換について理解し、具体的なATP生産を基に説明ができる 生体内におけるエネルギー変換について簡単に説明できる 生体内におけるエネルギー変換について説明できない A・B・C
6 体内環境の調節の仕組みを理解し、正確に説明ができる 体内環境の調節について簡単に説明できる。 体内環境の調節について説明できない A・B・C
7 免疫とそれにかかわる細胞の働きについて理解し、正確に説明することができる 免疫とそれにかかわる細胞の働きについて、その概要を説明することができる 免疫とそれにかかわる細胞の働きについて説明できない A・B・C
8 動植物の発生の仕組みを理解し、具体的に詳しく説明できる 動植物の発生について簡単に説明できる 動植物の発生について説明できない A・B・C
到達度評価
定期試験(80%)、授業態度&レポート(20%)
履修上の注意
生物学については、小、中学校での授業からある程度の知識を得ていると思う。この授業は、そのレベルを上げ、これから学ぶ生物関連の科目へのステップとなるので、生物学により興味を持って学んで欲しい。
事前学習・自己学習・関連科目
2年次の基礎生物学2、微生物学、3年次の生物化学1につながる科目である。