平成26年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
数値計算法及び演習A 長尾 桂子 前期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
610019 2年 生産工学専攻 必修 3単位
授業概要
連立一次方程式の解法、数値積分、常微分方程式の初期値問題などについて、コンピュータを用いたプログラミングの演習を行うことにより、数値計算法の基礎知識を学習する
  到達目標
   1. 反復法の考え方を説明できる。
   2. ヤコビ法のアルゴリズムを説明できる。
   3. ガウスの消去法のアルゴリズムを説明できる。
   4. 補間の意味を説明できる。
   5. 台形公式のアルゴリズムを説明できる。
   6. オイラー法による微分方程式の解法を説明できる。
教科書
配布プリント
参考書
数値計算  戸川隼人 著  (岩波書店)
数値計算  州之内治男 著  (サイエンス社)
授業の進め方
配布プリントをもとに各算法を解説し、課題を実際にプログラミングする演習を行う。また適宜課題プリントにより習得の程度を確認する。
授業内容
自己点検 
1 ニュートン法と誤差
2 配列と行列1
3 配列と行列2
4 連立1次方程式の解法 ヤコビ法、ガウス・ザイデル法
5 連立1次方程式の解法 ガウスの消去法1
6 連立1次方程式の解法 ガウスの消去法2
7 ラグランジュ補間
8 中間試験
9 数値積分 台形則
10 数値積分 シンプソンの公式
11 1階常微分方程式の解法 オイラー法
12 1階常微分方程式の解法 修正オイラー法
13 1階常微分方程式の解法 ルンゲ・クッタ法
14 高階常微分方程式の解法 オイラー法、修正オイラー法
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験を 80%、課題を 20% で評価する。なお、欠課時間数が総授業時間の1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ(事前学習・関連科目・履修上の注意等)
「工業数学及び演習」と「プログラミング演習」の学習内容を発展させ、数値計算法を基に自分でプログラムを作成していきます。
配布プリントを読んで授業の予習や復習を行い、計算方法の考え方を理解しておきましょう。プログラミングは、いきなりうまく作ることは難しいかもしれません。どうしてうまくいかないのかを探す方法や、間違っているところを修正する方法、結果を見てうまく計算できているか確認する方法を、授業を通して身につけていきましょう。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
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