平成25年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
応用物理1 原田 潤平 通年
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
110301 3年 機械工学科 2単位
授業概要
応用物理1では、光波について学んだ後、質点の力学について微分・積分、ベクトルなどを用いてより深く学ぶ。
  到達目標
   1. 光波で起こる現象を理解し、説明や計算ができるようにする。
   2. 位置・速度・加速度の関係を微分・積分を用いて理解し、計算ができるようにする。
   3. 微分方程式としての運動方程式を立て、計算ができるようにする。
   4. 回転運動、および、関係する物理量について理解する。
教科書
高専の物理 第5版 和達三樹 小暮陽三 他 森北出版
高専の応用物理 第2版 和達三樹 小暮陽三 他 森北出版
初歩から学ぶ基礎物理学 熱・波動 柴田洋一 他 大日本図書
初歩から学ぶ基礎物理学 力学II 柴田洋一 他 大日本図書
参考書
初歩から学ぶ基礎物理学 熱・波動 問題集 大日本図書
授業の進め方
授業は、教科書を中心にした講義形式で行う。物理を身近に感じ、理解を促すためになるべく多くの演示実験を取り入れる。また理解の定着をはかるために、授業の進行に合わせ適宜小テストや演習、宿題を課す。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス、光の速さ、光の反射、屈折 1 仕事と仕事率1
2 光の回折・干渉1(ヤングの実験) 2 仕事と仕事率2
3 光の回折・干渉2(回折格子) 3 運動エネルギーと位置エネルギー1
4 偏光、光の分散、スペクトル 4 運動エネルギーと位置エネルギー2
5 レンズ1 5 保存力、力学的エネルギー保存則1
6 レンズ2 6 保存力、力学的エネルギー保存則2
7 問題演習 7 問題演習
8 中間試験 8 中間試験
9 位置・速度・加速度1(直線運動) 9 角運動量
10 位置・速度・加速度2(平面運動) 10 力のモーメント
11 運動の三法則 11 角運動量保存則
12 運動方程式1(微分方程式) 12 慣性モーメント
13 運動方程式2(運動の解析) 13 座標変換と慣性力1
14 問題演習 14 座標変換と慣性力2
15 期末試験 15 学年末試験
成績評価の方法
試験成績を80%、小テスト、課題等を20%で評価する。
学生へのメッセージ
自然科学の基礎である物理法則をしっかり学んで欲しい。公式をただ暗記するのではなく、式の物理的な意味を理解して欲しい。