平成25年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
国語1 森長 新・野田 善弘・木本 伸・長原 しのぶ・内田 泉 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
101110 1年 全学科 3単位
授業概要
あらゆるジャンル、あらゆる時代の優れた文章を読み、基本的な読解力を身につけ、自分の考えや感想をもち、発表する力を養い、さらに書く力(表現力)をも養う。同時に日本と中国の古典、近現代の作品に触れることで豊かな感性を育み、自ら進んで文学作品に接する気持ちを高める。
  到達目標
   1. 基本的な読解力を身につける。
   2. 自分の考えや感想をもつことができる。
   3. 自分の考えや感想を口頭で発表できる。
   4. 自分の考えや感想を文章で表現できる。
   5. 古典文学に触れ、感性を育む。
   6. 近現代の文学作品に触れ、感性を育む。
教科書
新編 国語総合  言葉の世界へ  (教育出版)
参考書
国語要覧 (大修館書店)
ジャンプアップ高校漢字問題集[改訂版] (東京書籍)
授業の進め方
授業は、教科書の読解を中心に進め、板書やプリントを用いて学習意欲を高めつつ、理解を深めていく。定期的に漢字習得のため小テストを行う。
授業内容
前期 後期
1 ガイダンス 1 小説(二) 「晴れた空の下で」
古文入門 古文を学ぶ
2 評論(一) 「彼らがそれを学ばなければならない理由」 2 小説(二) 「晴れた空の下で」
説話 「母猿と小猿」「児の知恵」
3 評論(一) 「彼らがそれを学ばなければならない理由」 3 小説(二) 「晴れた空の下で」
説話 「母猿と小猿」「児の知恵」
4 評論(一) 「彼らがそれを学ばなければならない理由」 4 表現 スピーチをしよう
漢文入門 漢文を学ぶ・訓読の基礎
5 小説(一) 「ほねとたね」 5 評論(三) 「テクノロジーと人間」
漢文入門 名言
6 小説(一) 「ほねとたね」 6 評論(三) 「テクノロジーと人間」
故事を楽しむ 「助長」「借虎威」「蛇足」
7 小説(一) 「ほねとたね」 7 評論(三) 「テクノロジーと人間」
故事を楽しむ 「助長」「借虎威」「蛇足」
8 中間試験 8 中間試験
9 詩 「椰子の実」ほか 9 小説(三) 「羅生門」
随筆 「徒然草」「枕草子」
10 詩 「椰子の実」ほか 10 小説(三) 「羅生門」
随筆 「徒然草」「枕草子」
11 表現 「メールと手紙」 11 小説(三) 「羅生門」
史伝を読む 「管鮑之交」「晏子之御」「死諸葛走生仲達」
12 評論(二) 「水の東西」 12 小説(三) 「羅生門」
史伝を読む 「管鮑之交」「晏子之御」「死諸葛走生仲達」
13 評論(二) 「水の東西」 13 小説(三) 「羅生門」
物語(一) 「平家物語」
14 評論(二) 「水の東西」 14 表現 ブック・トークをしよう
物語(一) 「平家物語」
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
年4回の定期試験80%、平常点(漢字テスト・提出物・発表等)20%で評価する。
学生へのメッセージ
国語はあらゆる学問の基礎となるものであることを自覚し、読解力や表現力の向上に努めて欲しい。また、中国や日本の古典に直接触れることができる力を修得する努力をしてもらいたい。そのために夏休みには読書感想文を書くことを課すが、その基本は多くの本を読むことであることを意識して取り組んで欲しい。