平成25年度 シラバス
授業科目 担当教員 開講期
シミュレーション工学 豊田幸裕 後期
科目番号 対象学年 履修上の注意 単位数
630115 2年 生物応用化学専攻 自由選択 2単位
授業概要
本講義では、コンピュータを用いたシミュレーションの「予測」としての側面を学ぶため、実測データに基づいた予測モデル構築に必要な理論と手順並びに評価方法を理解する。さらに、与えられた課題に適したモデルを構築し、そのモデルに基づいた幾つかのwhat〜ifシナリオを作成し、導出された結果について議論する。
  到達目標
   1. 最小二乗法が理解できる
   2. 最小二乗法を応用することができる
   3. 多変量解析のメリット・デメリットが理解できる
   4. EXCELやMATLAB等を用いて、与えられた課題を解くことができる
教科書
配布資料
参考書
「これならわかる応用数学教室:最小二乗法からウェーブレットまで」、金谷健一著、共立出版
「多変量解析のはなし」、有馬哲・石村貞夫共著、東京図書
授業の進め方
配付資料に基づき,最小二乗法の理論を詳しく解説する。また、いろいろな事例を通して、目的に応じた最小二乗法の使い方があること、「何のために」、「何を」、「どうする」という点を考えてもらう。
授業内容
1 ガイダンス
2 最小二乗法理論(1)
3 最小二乗法理論(2)
4 多変量解析(1)
5 多変量解析(2)
6 多変量解析(3)
7 最小二乗法の演習(1)
8 最小二乗法の演習(2)
9 時系列解析:ARモデルの理論
10 時系列解析:ARモデルの演習
11 時系列解析:ARXモデルの理論
12 時系列解析:ARXモデルの演習
13 大気中のNOx濃度の要因分析と予測に関する演習(1)
14 大気中のNOx濃度の要因分析と予測に関する演習(2)
15 大気中のNOx濃度の要因分析と予測に関する演習(3)
成績評価の方法
課題のレポートを100%で評価する。
ただし、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
本講義では、最小二乗法の理論とその成立条件を深く理解する基礎編と、コンピュータによる応用編を学ぶことができます。エンジニアや研究者として、最小二乗法を駆使できる力やデータを解析する力を養い、仕事に役立ててもらいたいと思います。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
      B,