平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
創造設計製作 鎌田慶宣、平田傑之 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
110414 4年 機械工学科 必修 4単位
授業概要
新しい機械(装置)をつくりだすためには、要求される性能や機械の目的(機能)を明確にし、それらを実現するために、学んだことを応用したり、機能や構造を考案する創造性が要求される。さらに、設計製図に関する知識や学んだ基礎知識を生かして、アイデアを具現化することが必要である。本授業では、与えられた課題を基に、グループごとにアイデアの創出から設計・図面の作成までを行う。
  到達目標
   1. 課題を通じてグループでプロジェクト学習を行い、チーム内でコミュニケーションを計ることができる
   2. 機能を発揮するためのアイデアを盛り込むことができる
   3. 計画を立て、計画通りに実行できる
   4. これまでに学んだ基礎知識や技術を用いて設計、製図を行うことができる
   5. 自分の考え(設計・機能・機構など)を聞き手にわかりやすくプレゼンテーションができる
   6. 実施した内容を報告書にまとめることができる
教科書
プリント
参考書
Pro/ENGINEER による実践3次元CADテキスト 上智大学設計製図教育研究会 (日刊工業新聞社)
Pro/Engineer Wild Fire 5.0 CAD演習用テキスト(第1版 平成21年度) 技術室
授業の進め方
グループでアイデアを創出し、基本設計を行い、3次元CADで作成し、組み立てる。その後、付加機能(能力、性能アップ、新たな動きなど)を加え、設計する。付加機能追加における計画、分担、コンセプトのプレゼン、設計、問題(トラブル)解決などをチームで行なう。
授業内容
 ・授業のガイダンス
・アイデアの発想(ブレスト、メカニカル発想法)
・特許検索・特許マップの使用方法
・アイデアコンセプトのプレゼンテーション
・実施計画
・設計手法
・CADのCAE機能の使い方
・製図(CAD)
・2次元図面の仕上げ
・コンテスト(プレゼン)
・成果報告書作成(特許明細書風)
成績評価の方法
 ・報告書とプレゼンテーション(論理性、問題発見とその対策) 30%
 ・計画と実行(フェーズごとの設定した期限の厳守)      30%
 ・アイデアの具現化(独創性、設計)          40%
学生へのメッセージ
・グループ内でコミュニケーションを図り、お互いを理解し合うよう努めること。
・各自の分担を責任を持って遂行すること。
・普段からいろいろな物のしくみに関心を持ち、よく観察する習慣を身につけること。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
C-1、C-2,E-1