平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
工学基礎実験 鎌田 慶宣・谷口 佳文・松田 雄二・谷脇 充浩・今西 望 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
110205 2年 機械工学科 必修 1単位
授業概要
機械工学のあらゆる分野を学習する上で必要とされる力学(力、運動、エネルギー)について、実験を通して理解することを目標とする。
  到達目標
   1. ニュートンの運動の3大法則が理解できること
   2. 振り子の周期が理解できること
   3. 力のつりあいやモーメントについて理解できること
   4. エネルギー保存則が理解できること
   5. 仕事や効率が理解できること
教科書
工学基礎実験テキスト  (新居浜高専・機械工学科)
参考書
高専の物理 第5版  和達三樹 監修  (森北出版)
授業の進め方
毎回、実験装置を利用して講義、実験および演習を行う。1クラスを5班に分ける。5テーマを2週間ごとに順番にまわる。テーマ終了後にレーポートを提出する。応用実験では、実験についてプレゼンテーションを行う。
授業内容
 1 ガイダンス  	
2 運動の法則(運動3大法則の実験)
3 運動の法則(運動3大法則の実験)
4 単振り子およびばね振り子の周期の測定
5 単振り子およびばね振り子の周期の測定
6 力・力のモーメントのつりあい実験
7 力・力のモーメントのつりあい実験
8 物体の運動とエネルギーの実験
9 物体の運動とエネルギーの実験
10 重力加速度の測定
11 重力加速度の測定
12 応用実験ガイダンス
13 応用実験 力学をテーマにして動くものの製作と実験
14 応用実験 製作物のプレゼンテーション
15 期末試験
成績評価の方法
報告書(5テーマ)を50%、テスト(5テーマ)を40%、応用実験報告書と出席状況を10%とし、100点満点で評価する。
学生へのメッセージ
高専において、実験は、将来、実践的技術者として活躍するために、最も重要な科目として位置づけられています。特に、機械工学においては高学年になるに従い、力学を中心とする物理現象に関する知識を必要とします。そこで、工学基礎実験においては、基礎理論を使って実験結果を考察することにより、理論と現象を関連付けて理解するように努力してください。