平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
機械工学概論 大井紀夫 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
151508 5年 環境材料工学科 選択必修 1単位
授業概要
 機械を構成する機械要素の設計を通して、材料力学による力と歪の関係から金属材料の選定方法を学ぶ。具体的には、歯車減速機の設計フローに従い、歯車減速機を構成する機械要素を設計すると共に、金属材料の許容応力を考慮して材料を選定する能力を身につける。

  到達目標
   1. 機械の構造を理解する。
   2. 機械を構成する機械要素の機能を理解する。
   3. 材料力学を用いて、機械要素の強度計算ができる。
   4. 機械要素に適合した金属材料を選定できる。
教科書
機械工学概論   草間, 佐藤, 一色, 阿武 著 (理工学社)
参考書
機械設計法   三田, 朝比, 黒田, 山口, 著 (コロナ社)
授業の進め方
教科書と参考資料を使って、講義を中心に授業を進める。
毎回小テストを行ない、講義の理解度を確認する。
授業内容
1 授業の進め方、機械工学の概要
2 図面の見方とはめあい
3 機械の構造と機能、および設計
4 歯車各部の名称と諸元
5 歯形曲線
6 歯車の噛合い長さと噛合い率
7 転位歯車
8 歯車強度と材料
9 中間試験
10 軸強度と材料
11 軸受の種類と材料
12 軸受荷重と軸受寿命
13 ボルトおよびキー強度と材料
14 シールの設計と材料
15 期末試験
成績評価の方法
中間試験と定期試験の結果を60%、授業中の小テストの結果を40%で評価する。
学生へのメッセージ
機械材料学や材料力学は機械要素の設計に不可欠です。
機械設計の手順や計算を通して、金属材料との関係をわかりやすく説明します。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
  B-3