平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
電子材料学 新田敦己 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
151506 5年 環境材料工学科 1単位
授業概要
セラミックス材料は、電子セラミックス材料として電子部品の分野において広く応用されており、重要な材料である。本講義では、エレクトロニクス産業に使われている導電、半導体、誘電体、の各種材料について、その物性、デバイスの原理、応用例について理解することを目標とする。
  到達目標
   1. 電気伝導現象が理解でき、各導電材料の物性および応用例が理解できること。
   2. 超伝導現象が理解できること。
   3. 半導体の原理が理解でき、p-n接合およびトランジスタ理論が理解できること。
   4. 誘電分極現象が理解できること。
   5. 強誘電体の物性および応用例が理解できること。
教科書
電気電子機能材料(改訂2版) 一ノ瀬昇著 オーム社
参考書
セラミックスの基礎科学 守谷祐介、笹本 忠、植松敬三、伊能泰郎 共著 内田老鶴圃
セラミックスの化学(第2版) 柳田博明著 丸善
授業の進め方
講義形式で行う。授業前に前週の復習をし、各個人の理解度を深める。また、適宜に課題演習を課す。
授業内容
1 導電材料1(理論、材料物性)
2 導電材料2(応用例)
3 超伝導材料1(理論)
4 超伝導材料1(応用例)
5 半導体材料1(理論、真性半導体)
6 半導体材料2(n形半導体、p形半導体)
7 半導体材料3(金属-半導体接合理論)
8 中間試験
9 半導体材料4(p-n接合、トランジスタ理論)
10 誘電体1(誘電分極)
11 誘電体2(内部電界)
12 誘電体3(誘電分散)
13 誘電体4(コンデンサ理論)
14 誘電体5(強誘電体)
15 期末試験
成績評価の方法
中間試験結果および定期試験結果を80%、課題演習点を20%として評価する。
学生へのメッセージ
微分、積分および電磁気学の基礎知識が必要である。各自十分予習、復習し、授業に備えること。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
  B-3