国語1 シラバス

授業科目

担当教員

開講期

国語1

野田　善弘・野口　裕子・木本　伸・長原　しのぶ・内田　泉

通年

科目番号

対象学年

必修・選択の別

単位数

101110

1年　全学科

3単位

授業概要
あらゆるジャンル、あらゆる時代の優れた文章を読み、基本的な読解力を身につけ、自分の考えや感想をもち、発表する力を養い、さらに書く力（表現力）をも養う。同時に日本と中国の古典、近現代の作品に触れることで豊かな感性を育み、自ら進んで文学作品に接する気持ちを高める。
　　到達目標
　　　1. 基本的な読解力を身につける。
　　　2. 自分の考えや感想をもつことができる。
　　　3. 自分の考えや感想を口頭で発表できる。
　　　4. 自分の考えや感想を文章で表現できる。
　　　5. 古典文学に触れ、感性を育む。
　　　6. 近現代の文学作品に触れ、感性を育む。

教科書: 　新精選　国語総合　　久保田淳　中村明　中島国彦　　（明治書院）
参考書: 国語要覧　（大修館書店）; ジャンプアップ高校漢字問題集　（東京書籍）

授業の進め方
授業は、教科書の読解を中心に進め、板書やプリントを用いて学習意欲を高めつつ、理解を深めていく。定期的に漢字習得のため小テストを行う。

授業内容

	前期		後期
1	ガイダンス　評論「水の東西」	1	古文　「宇治拾遺物語」　小説　「青が消える」
2	評論　「水の東西」	2	古文　「宇治拾遺物語」小説　「青が消える」
3	評論　「水の東西」	3	古文　「竹取物語」小説　「青が消える」
4	小説　「羅生門」	4	古文　「竹取物語」小説　「青が消える」
5	小説　「羅生門」	5	漢文　「格言　故事」評論　「『仕切り』の文化論」
6	小説　「羅生門」	6	漢文　「格言　故事」評論　「『仕切り』の文化論」
7	小説　「羅生門」	7	漢文　「格言　故事」評論　「『仕切り』の文化論」
8	中間試験	8	中間試験
9	小説　「羅生門」	9	評論　「マルジャーナの知恵」漢文　「十八史略」
10	小説　「羅生門」	10	評論　「マルジャーナの知恵」漢文　「十八史略」
11	表現　「本を紹介する」	11	評論　「マルジャーナの知恵」漢文　「十八史略」
12	評論　「世界中がハンバーガー」	12	詩　　「小諸なる古城のほとり　他」古文　「徒然草」
13	評論　「世界中がハンバーガー」	13	詩　　「小諸なる古城のほとり　他」古文　「徒然草」「平家物語」
14	評論　「世界中がハンバーガー」	14	表現　「手紙を書く」古文　「平家物語」
15	期末試験	15	期末試験

成績評価の方法
年４回の定期試験８０％、平常点（漢字テスト・提出物・発表等）２０％で評価する。

学生へのメッセージ
国語はあらゆる学問の基礎となるものであることを自覚し、読解力や表現力の向上に努めて欲しい。また、中国や日本の古典に直接触れることができる力を修得する努力をしてもらいたい。そのために夏休みには読書感想文を書くことを課すが、その基本は多くの本を読むことであることを意識して取り組んで欲しい。