平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
電力工学A 皆本 佳計 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
121425 4年 電気情報工学科
(電気工学コース)
2単位
授業概要
水力、火力、原子力その他のいろいろなエネルギーを電気エネルギーに変換させる方法について学習する。
  到達目標
   1. 水力発電の概要が説明できること。
   2. 原子力発電の概要が説明できること。
   3. 自然エネルギー利用発電について概要が説明できること。
   4. 配電システムの概要が説明できること。
   5. パワーエレクトロニクスの基礎が説明できること。
教科書
発電・変電  改訂版 電気学会
参考書
発変電工学  
授業の進め方
講義と演習を並行して進める。また、必要に応じて小テストを行って、理解力を深める。
授業内容
前期 後期
1 エネルギー概説 1 原子炉の種類と構成材料
2 水力発電の種類 2 加圧水形と沸騰水形原子力発電所
3 水力学(基礎) 3 原子力発電所の安全管理
4 水力学(流量と落差) 4 太陽光発電
5 ダムの種類と概要 5 風力発電
6 水車の種類とその特性 1 6 地熱発電
7 水車の種類とその特性 2 7 燃料電池
8 中間試験 8 中間試験
9 汽力発電の基礎 9 発変電設備
10 原子力発電の概要 10 発電所の運用
11 同位元素と放射性崩壊 11 変電設備
12 質量欠損と原子核結合エネルギー 12 配電系統
13 原子核反応と反応断面積 13 パワーエレクトロニクス 1
14 核分裂連鎖反応 14 パワーエレクトロニクス 2
15 期末試験 15 期末試験
成績評価の方法
(1)定期試験・臨時試験 80%
(2)課題提出物 20%
学生へのメッセージ
 授業は講義と演習を並行して進める。また、必要に応じて小テストを行う。発電所の見学も1回は行うようにしている。
 電力工学Aは次年度に学習する電力工学Bや電気法規とともに電気主任技術者認定に必ず必要な科目の一つである。将来、電気主任技術者の認定を受けよう考えている人は必ず修得してください。
 電気を発生させるのに、電気以外の多数の工学的技術が必要とされることを学習して欲しい。また、電気の発生は、環境問題、国際問題、各種利権などが複雑に絡み合った社会問題でもあることを認識して欲しい。
 電気工事士・電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    B-1