平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
電気情報工学実験2 (前)内藤・加藤茂・若林、(後)内藤・岡田・和田・若林 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
121415 4年 電気情報工学科 必修 5単位
授業概要
実際の装置、機器、ソフトウェアに触れることにより、電子回路、専門科目の授業内容への理解を深め、それらの基本技術を習得するように指導する。また、各種測定器、回路や素子、マイクロコンピュータ、ソフトウェアなどの取扱いが身に付き、さらに、各テーマに対して教員との討議を通して、動作原理の理解、問題解決に向けての訓練を行うと共に、論理的な文章表現、プレゼンテーション能力が身に付くように指導する。
  到達目標
   1. 電気情報工学に関する実験について、その目的が理解できること。
   2. 実験内容(関連する専門知識)の理解ができること。
   3. 班員と協力し、自主的に実験が行えること。
   4. 与えられた課題・考察に対して解答できること。
   5. 実験内容を図表などを利用して分かりやすくレポートに纏められること。
教科書
電気情報工学実験2指導書  新居浜高専・電気情報工学科編集
参考書
マイクロコンピュータの基礎  森下 巌著(昭晃堂)
電子回路第2版  桜庭一郎、熊耳 忠共著(森北出版)
電波工学  安達三郎、佐藤太一共著(森北出版)
授業の進め方
学科人数を複数グループに分け、順次共通実験を行う。実験終了後、1週間以内に報告書を提出させる。最後に口頭試問・プレゼンあるいは試験を行う。
授業内容
 【前期】
[共通実験]
 1.トランジスタを用いた電圧増幅回路
 2.オペアンプの特性と演算回路
 3.CPUの動作と機械語によるプログラミング
 4.シミュレータを用いた回路シミュレーション
 5.デジタルオシロとLabVIEW による信号解析

【後期】
[共通実験]
 1.マイクロ波実験(定在波、周波数等の測定)
 2.アンテナ放射特性の実験
 3.パルス変調回路の実験
 4.回路や素子の構成回路と動作の説明(デジタル回路の基本動作)

[共通実験]
 1.ロータリエンコーダによる回転速度測定・フルブリッジICを用いた直流モーター駆動用可変電圧電源
 2.DA/AD変換器の動作原理とその応用

成績評価の方法
報告書の内容及び実験中の態度を70%、口頭試問・プレゼンあるいは試験を30%で評価する。なお、報告書が一つでも提出されない場合には単位は認定されない。また、欠席の場合には原則として追実験を行う。
学生へのメッセージ
実験中の注意点を良く守ること。実験は班員がお互いに協力して行う共同作業であるが、常に自らが実験の中心となる気持ちで取り組むこと。無線従事者、電気工事士、電気主任技術者、情報処理技術者の関連項目である。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    B-2,E-1