平成24年度

授業科目					担当教員				開講期
電子回路					和田　直樹				通年
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
121408					4年　電気情報工学科						2単位
授業概要 基礎電子回路で修得した電子回路素子、増幅回路の基礎知識に基づき、各種増幅回路や発振回路、変調・復調回路、直流・交流電源回路、無停電電源回路、標準信号発生器回路について学び、その基本的な原理及び電子回路に関する知識を身につけることを目標とする。 　　到達目標 　　　1. 演算増幅器を用いた基本的な回路の計算ができること。 　　　2. A,B,C級増幅回路高周波数回路の特性、動作原理を理解できること。 　　　3. 変調・復調の原理や回路の基本的な問題を解けること。 　　　4. 発振回路、各種パルス回路についての基本的な原理を理解できること。 　　　5. 直流電源・交流電源の原理を理解できること。
教科書 電子回路（新訂版）　　松永安晴　他著　　実教出版 参考書 電子回路　　桜庭一郎　他著　　森北出版
授業の進め方 授業は教科書に沿って板書で進める。現象を物理的に理解できるように板書中に重要ポイントを明記する。また、学んだことがどのように使われているのかを理解させるために演習・小テストを行う。
授業内容 前期 後期 1 差動増幅回路の概要 1 高周波増幅回路の基礎 2 演算増幅器の特性と等価回路 2 高周波増幅回路の特性 3 反転、非反転増幅回路 3 発振回路の基礎 4 加算回路 4 LC発振回路 5 電力増幅回路の基礎 5 CR発振回路 6 A級電力増幅回路 6 水晶発振回路、VCOとPLL発振回路 7 演習 7 標準信号発生器の原理 8 前期中間試験 8 後期中間試験 9 B級、C級電力増幅回路の動作原理 9 変調・復調の基礎 10 B級電力増幅回路のひずみ、動特性 10 振幅、周波数変調・復調回路 11 AB級、単電源電力増幅回路 11 パルス発生回路 12 変成器結合B級PP電力増幅回路 12 パルス発生回路 13 IC電力増幅回路 13 制御形電源回路 14 演習 14 スイッチング電源回路 15 前期期末試験 15 後期期末試験
成績評価の方法 定期試験を100%で評価する。
学生へのメッセージ 授業中、先生からの一方通行ではなく、なぜそうなるのか等の物理現象を自分で考える癖を付け、必要ならば質問をし、自分に取り込んだ形で講義を聴くように意識的に努力すること。無線従事者、電気主任技術者関連科目である。
学習・教育目標 (生産工学)						学習・教育目標 (電子工学)			学習・教育目標 (生物応用化学)
機械工学コース			環境材料工学コース
						B-1