平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
電気回路3 城戸 隆 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
130407 4年 電子制御工学科 1単位
授業概要
高周波回路の基礎である分布定数回路の基本概念および分布定数回路に生じる現象に関することについて授業する。また、無線装置に適用される分布定数回路について、いくつかの例を紹介する。
  到達目標
   1. 分布定数回路の等価回路が描け、与えられた負荷条件における進行波の透過、反射現象を説明できること。
   2. 分布定数回路の各種負荷条件におけるインピーダンスが導けること。
教科書
小亀、石亀著 基礎からの交流理論  電気学会
参考書
安達 三郎、”電波工学” 森北出版
授業の進め方
波動についての基礎や、分布定数線路の適用例などについてはプリントなどを用いて説明する。
授業内容
1 波動についての基礎(1)
2 波動についての基礎(2)
3 分布定数回路の基本概念と波動方程式の導出
4 波動方程式とその一般解すなわち線路の基本方程式の導出
5 進行波と反射波および定在波
6 与えられた負荷条件におけるインピーダンスの導出
7 与えられた負荷条件におけるインピーダンスの導出
8 中間試験
9 1/4波長線路について
10 各種の分布定数線路とその電磁界分布
11 無線装置の基本構成と分布定数線路の適用領域
12 アンテナの基礎
13 電波伝搬の基礎
14 無線装置に使われる各種のアンテナについて
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験80%,提出物など20%で評価する。
学生へのメッセージ
基礎として波動現象についての理解が不可欠である。これについては、配布プリントなどを用いて補っていく予定であるので、よく参照の上 理解すること。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    B-1