平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
基礎電気数学 城戸 隆 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
130307 3年 電子制御工学科 1単位
授業概要
基礎電気数学では、主に複素数・オイラーの公式・ベクトルについて学ぶ。また電気回路の問題にどのように適用できるか、いかに有効な数学的手法であるかを学ぶ。多くの演習問題や電気回路の問題を解き、回路計算の基礎的な実力を付ける。
  到達目標
   1. 複素数を含んだ問題計算ができ、複素ベクトル図が書けること
   2. オイラーの公式を含んだ問題計算ができること
教科書
新編高専の数学1,2  田代嘉宏、難波完爾 編  (森北出版)
参考書
基礎電気数学 卯本重郎  (オーム社)
授業の進め方
講義は教科書およびプリントを使って進める。また多くの演習問題を解き、概念、手法、解き方を身に付ける。小テストにより理解度を確認する。
授業内容
1 複素数
2 複素数の四則演算1
3 複素数の四則演算2
4 大きさと偏角
5 オイラーの公式
6 複素ベクトル
7 演習・小テスト
8 <中間試験>
9 複素数と正弦波交流回路
10 インピーダンス
11 フェーザ図
12 複素電力1
13 複素電力2
14 演習・小テスト
15 <期末試験>
成績評価の方法
定期試験を70%、小試験・演習・課題提出・授業中の態度を30%として評価する。
学生へのメッセージ
演習問題を多く解けば解くほど力が付く。簡単な問題から徐々に力をつけてほしい。また電気回路2と内容もリンクするため、ここで学んだ手法がどのように役に立つのかを電気回路2でもじっくり味わってほしい。