平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
醗酵工学 早瀬 伸樹 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
140536 5年 生物応用化学科
(生物工学コース)
選択必修 1単位
授業概要
微生物は、伝統的醗酵食品や医薬品製造また廃水処理等で活用されている。本講義では、まず微生物の分離・培養方法を学習し、さらにその実用化事例を学び、微生物工業に関する基本的理解を深める。
  到達目標
   1. 微生物の増殖プロセスの概要を説明できること。
   2. 微生物の培養方法の概要を説明できること。
   3. 突然変異法を用いた微生物育種法を説明できること。
   4. 微生物を用いた醸造、発酵食品の生産について概要を説明できること。
   5. 微生物を用いたアルコール生産について概要を説明できること。
   6. アミノ酸醗酵の概要を説明できること。
   7. 微生物を利用する廃水処理の概要を説明できること。
教科書
応用微生物学  村尾澤夫、荒井基夫 編  (培風館)
参考書
微生物工学  百瀬春生 編  (丸善)
授業の進め方
教科書・板書を中心に講義方式で行うが、理解度確認のために授業中に多くの質問をする。
授業内容
1 微生物の生育と環境条件
2 微生物の増殖
3 増殖の速度論的解析
4 微生物の培養技術(1)
5 微生物の栄養
6 有用微生物の分離
7 突然変異による微生物の改良
8 中間試験
9 変異株分離方法
10 醗酵・醸造食品(アルコール飲料)
11 醗酵・醸造食品(醗酵食品)
12 アルコール醗酵
13 アミノ酸醗酵
14 微生物を利用した環境浄化
15 期末試験
成績評価の方法
評価は定期試験の結果を90%、提出物を10%として評価する。
学生へのメッセージ
微生物は、食品産業、医療関係、環境浄化等の分野において盛んに利用され、我々人類の生活に欠かせないものとなっている。この微生物の利用方法について基礎から応用について平易に解説するのでよく理解してほしい。より理解を助けるために、微生物学、微生物工学、生物化学の基礎を修得しておくことが望ましい。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
      B-4