平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
材料物性化学 中山　享 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
140523 5年　生物応用化学科
(応用化学コース) 		選択必修 1単位
授業概要
金属材料を中心に、機械的特性（基礎的な材料力学）について学ぶ。
　　到達目標
　　　1. 応力、ひずみ、ヤング率、ポアソン比などについて、基礎的な内容が説明でき、簡単な計算ができること。
　　　2. 弾性変形と塑性変形について、説明できること。
　　　3. 環境による応力発生について、基礎的な内容が説明でき、簡単な計算ができること。
　　　4. 組織構造と強さについて、基礎的な内容が説明でき、簡単な計算ができること。
　　　5. 代表的な鉄鋼製品であるステンレス鋼について、説明できること。
教科書
配布プリント
参考書
わかりやすい材料強さ学　　町田輝史　著　　（オーム社出版局）
材料力学入門　久保田浪之介　著　（日刊工業新聞社）
材料力学-基礎のきそ-　井山裕文　著　（日刊工業新聞社）
鉄と鉄鋼がわかる本　新日本製鉄�蝓｜�　　（日本実業出版）
鉄の未来が見える本　新日本製鉄�蝓｜�　　（日本実業出版）
授業の進め方
講義形式にて行う。第１４週を除き、実際に強度計算などを行いながら、そして復習の小テストも取り入れて授業を進めていく。
授業内容
1 応力とひずみ
2 引張応力と圧縮応力
3 せん断応力（１）
4 せん断応力（２）、許容応力と安全係数
5 ヤング率、フックの法則、応力−ひずみ線図
6 ポアソン比、塑性域での応力−ひずみ関係
7 熱効果、応力集中
8 中間試験
9 ひずみの経時変化と疲労、速度効果
10 自重による応力、内圧力の作用
11 材料試験法、結晶欠陥、多結晶体の組織と強さ
12 複合材料の強さ
13 はりに働く力
14 ステンレス鋼
15 期末試験
成績評価の方法
基本的に2回の定期試験（80%）と小テスト（20%）で評価する。
学生へのメッセージ
業界の新しい情報も盛り込みながら、第５学年前期までに学習してきた無機材料（セラミックス、ガラス、金属）及び高分子材料にとって大切な特性の1つである機械的特性の基本的な内容と製鉄について授業を進めていく。化学技術者として企業で仕事していく場合にも、大切な分野である。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)		 学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
　 　 　 B-4