平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
生物応用化学演習3 中川 克彦 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
140302 3年 生物応用化学科 1単位
授業概要
生物応用化学演習2Bに引き続き、第1学年で学習した化学1および基礎生物学と、第2学年で学習した化学2の内容について演習問題を通して理解を深め、第3学年以降の専門科目の学習に必要な基礎知識を身に付ける。
  到達目標
   1. 元素の周期律と周期表について理解すること
   2. 物質の状態について理解すること
   3. 物質の性質について理解すること
   4. 物質の変化(化学変化、酸化還元など)についての基礎的知識を習得すること
教科書
プロジェ化学I+II  大日本図書編集部 編  (大日本図書)
参考書
高専の化学(第2版)  春山志郎 監修  (森北出版)
これでわかる化学  矢野潤他編著  (三共出版)
新版化学II 渡辺正他編著  (大日本図書)
授業の進め方
解説と小テストを週ごとに交互に実施する。解説の週は次回の小テストの範囲の説明と簡単な演習を行う。小テストの週は、前半で小テストを行い、後半でその解答と重要項目の解説を行う。演習内容に関連した最新の科学トピックスを紹介し、基礎項目との関連を考えさせたい。。
授業内容
1 ガイダンス
2 周期表と元素の性質(解説)
3 周期表と元素の性質(小テスト)
4 物質の構造と化学結合、反応式(有機化合物と無機化合物の違いを解説)
5 物質の構造と化学結合、反応式(小テスト)
6 物質の状態について:気体、液体、固体の性質(解説)
7 物質の状態について:気体、液体、固体の性質(小テスト)
8 中間試験
9 溶液の性質について:溶解度、浸透圧およびコロイド溶液(解説)
10 溶液の性質について:溶解度、浸透圧およびコロイド溶液(小テスト)
11 酸と塩基の反応、酸化還元反応(解説)
12 酸と塩基の反応、酸化還元反応(小テスト)
13 電池と電気分解について(解説)
14 電池と電気分解について(小テスト)
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験の成績70%、授業中に行う小テストの成績30%で評価する。
学生へのメッセージ
第3学年以降の生物応用化学に関する専門科目(化学コースおよび生物コース)では、この授業で扱う化学の基礎知識とその知識の使い方を必要とします。そのために、繰り返し基礎的な問題を考えて解くことにより、しっかり身につけてください。