平成24年度

授業科目					担当教員				開講期
材料強度評価法					谷口　佳文				前期
科目番号					対象学年				必修・選択の別		単位数
610110					1年　生産工学専攻				選択必修		2単位
授業概要 　機器の安全性を確保するために必要な応力解析（有限要素法）および破壊の原因となるき裂の力学的取り扱い（破壊力学）の基礎理論を習得する。さらに、機械構造物の信頼性解析の基礎的な考え方についても理解する。 　　到達目標 　　　1. マトリクス法によるトラス構造の解析手法を理解し、簡単な例題の計算ができる。 　　　2. 応力拡大係数の意味を理解し、その値を計算できる。 　　　3. ぜい性材料の破壊靭性値から破壊応力を求めることができる。 　　　4. 非破壊検査の重要性を認識し、その概要を説明できる。 　　　5. 疲労き裂進展の破壊力学的取り扱いを理解し、余寿命の計算ができる。 　　　6. 簡単な構造システムの信頼性度を計算できる。
教科書 基礎強度学　　星出敏彦　著　　（内田老鶴圃） 参考書 有限要素法概論　戸川隼人　著　（培風館） よくわかる破壊力学　萩原芳彦　他著　（オーム社） 線形破壊力学入門　岡村弘之　著　（培風館） 信頼性工学　吉川弘之　著　（コロナ社） 機械・構造系技術者のための実用信頼性工学　日本材料学会編　（養賢堂）
授業の進め方 ・授業は、教科書および配布するプリントに沿って進める。 ・授業内容の理解を深めるために、適宜問題演習を行う。また、課題を与えレポートとして提出させる。
授業内容 1 マトリクス法によるトラスの解析と演習 2 マトリクス法によるトラスの解析と演習 3 マトリクス法によるトラスの解析と演習 4 二次元弾性問題の解析と演習 5 二次元弾性問題の解析と演習 6 二次元弾性問題の解析と演習 7 応力拡大係数 8 応力拡大係数 9 破壊じん性 10 疲労き裂進展 11 その他のき裂進展問題 12 信頼性解析の基礎 13 確率分布 14 信頼性設計 15 期末試験
成績評価の方法 定期試験を80%、授業中の演習および宿題を20%で評価する。 授業の欠席回数が１/４を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ ・本授業では、本科で履修した数学（特に、行列と行列式、確率）および材料力学を基礎学力として必要とするので、よく復習しておくこと。 ・授業中に適宜演習を行うので、電卓を必ず用意すること。
学習・教育目標 (生産工学)						学習・教育目標 (電子工学)			学習・教育目標 (生物応用化学)
機械工学コース			環境材料工学コース
B			B-3