平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
生産工学ゼミナールM2 (前期) 豊田幸裕 (後期) 吉川貴士 通年
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
610023 2年 生産工学専攻
(機械工学コース)
必修 2単位
授業概要
前期:
失敗の定義、失敗の活かし方、失敗の防ざ方を、事例を通して理解する。
後期:
特別研究の内容について本科低学年から教員など対象を替えたブレゼンを英語で行う。
  到達目標
   1. <前期>失敗とは何かを説明できる
   2.    失敗の活かし方を理解できる
   3.    失敗の防ぎ方を理解できる
   4.    英語による簡単な説明ができる
   5.    英語による簡単な質疑応答ができる
教科書
配布プリント
参考書
 失敗学のすすめ、畑村洋太郎著 (講談社)
 ドアプロジェクトに学ぶ 検証回転ドア事故、畑村洋太郎著 (日刊工業新聞社)
    
授業の進め方
前期:
プリントを中心に講義と演習で進める。
後期:
特別研究テーマについて、対象に応じたプレゼン原稿を英語で作成し、複数回プレゼンを行う。
授業内容
 前期
 いい「ものづくり」をするためには、失敗に学ぶことが不可欠である。
 本講義では、失敗とは何か、失敗の階層性、失敗情報の正しい伝え方について、
 事例をとおして学び、失敗を活かすシステムについて考察する。

後期
 1.低学年および専攻科生に対して特別研究の内容を、5分程度の英語で説明する。
 2.種々のレベルの聴講者に応じた英語表現や図表など説明の工夫を行う。
 3.複数回のプレゼンにより、英語での表現(しゃべり)に慣れる。
 4.他者の発表に対して英語で質問する。
成績評価の方法
前期:
課題レポート100%として評価する。
後期:
英語発表100%として評価する。

前、後期の評価を平均して総合評価とする。 
学生へのメッセージ
前期:新しい問題、前例の無い問題に直面したとき、答えを丸暗記しただけの”知識”は何の役にも立たない。
得られた情報を基に自分なりのアプローチで論理的に考え、答えを見つけて問題を解決していかなければならない。
問題を解決するためにはまず『問題を発見』することが重要で、本質的な問題を発見すれば、半分以上解決したと言っても過言ではない。ここでは問題発見を演習にて実践し、答えに至るプロセスを知っているリーダになってほしい。
後期:正確で解かりやすい原稿を作るためには、できるだけ時間を掛けなければならない。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
B,C-2,E-1,E-2