平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
生産技術表現演習 吉川貴士 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
610012 1年 生産工学専攻 必修 1単位
授業概要
論理的な文章構成および明快な文章表現方法について学ぶ。また、講義に加え、演習を行い、身につける。
  到達目標
   1. 論旨をもった文章表現ができる
   2. 明快な文章表現方法を理解し、記述できる
   3. 論理的で正確な文章を構成することができる
教科書
上手な文章が面白いほど書ける本 瀬下恵介 著 (中経出版)
参考書
たった400字で説得できる文章術 樋口裕一 著 (幻冬舎)
レポートの組み立て方 若林敦 著 (朝倉書店)
日本語文章力 渡辺富美雄 著 (かんき出版)
問題解決力を鍛えるトレーニングブック 奈良井安 著 (かんき出版)
「超」勉強法・実践編 野口悠紀 著 (講談社文庫)
日本語の作文技術 本多勝一 著 (朝日文庫)
国語表現ハンドブック 長谷川泉 著 (明治書院)
授業の進め方
文章構成や表現方法について講義を行う。また、毎回テーマに沿った150字文章を書く。また、与えられた課題(800字)について家庭学習において文章を書く。指導教員はそれらの文章に対して添削を加えながら、解説講義を行なう。
授業内容
 1:授業の進め方、評価について。
2:論理的文章表現について
3:導入部の構成について
4:小論文の構成
5:段落の意味
6:他人が書いた文章のおかしいところを指摘し、推敲する
7:メモの取り方、まとめ方


上記項目において講義と演習を組み合わせる。


成績評価の方法
レポート(提出物)100%。なお、授業の欠席回数が1/4を超えた場合は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
日常の言語活動の中で「書く」のは5%にすぎないという報告がある。そのことから考えても「書く」能力の向上には、その時間を意識的に増やすと共に「書く」ための学習が不可欠だと考える。書くということは、書くべき内容を「理解し」「まとめ」ていないと、書くための表現手法を持っていたとしても、それを駆使することができない。「考えて、理解する」「まとめる」「書く」という一連の活動のトレーニングを繰り返し行なおう。実験や研究の報告書を書くことは、専攻科の学習においても、また、将来、専門的な仕事に就いてからも、必要なものである。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
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