平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
デザインテクノロジー 吉川貴士 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
610009 2年 生産工学専攻
(機械工学コース)
必修 2単位
授業概要
設計における原理・合理的手法を学ぶ。
また、ものづくりにおけるアイデアの創出から具現化およびその意思伝達の一連を理論的に学ぶ。
さらに、アイデアの評価方法について学ぶ。
一方、福祉機器開発における留意点なども学ぶ。
  到達目標
   1. 商品やシステム開発における複数のアイデアの創造法を活用できる
   2. アイデア・設計における感性の評価方法などを理解し、活用できる
   3. アイデアを具現化する設計手法を理解し、活用できる
   4. ものづくりの思想(エンジニアリング・デザイン)を理解し、活用できる
教科書
開発設計工学  中沢弘 著  (工業調査会)
参考書
エンジニアリングデザイン ナイジェル・クロス 著 荒木 監訳 (倍風館)
デザインテクノロジー 米山猛 著 (培風館)
人間科学と福祉工学 山口・竹田・村上 共著 (コロナ社)
創造力育成の方法 塚本真也 著 (森北出版)
ヒューマンデザインテクノロジー 山岡俊樹 著 (森北出版)
アイデア量産ノート 馬場了・河合正嗣 著 (明日香出版)
授業の進め方
授業は講義中心で行う。実際の演習は各自個人が家庭学習で行う。
授業内容
1 授業の進め方および採点方法の説明、発想法の説明
2 メタコンセプト法、ブレーンストーミング法、ブレーンライティング法、
3 メカニカル発想法
4 設計開発工学(設計原理)
5 概念設計
6 設計手法(手順)
7 評価方法(コスト・ベネフィット法、点数評価法、情報積算法)
8 情報積算法(感性評価)
9 問題解決の基本手順とツール
10 独創的な商品開発
11 思考展開
12 バリューエンジニアリング
13 福祉機器開発における信頼性
14 エンジニアの責任
15 期末試験
成績評価の方法
期末試験70%、製品開発能力(レポート)30%
学生へのメッセージ
本講義では演習時間が取れないので、学生自身の家庭学習により、成果を仕上ることが求められる。
この科目は本科4年の創造設計製作または総合実習などの基礎知識や卒業研究などを通じて得られた体験をもとに、論理的な設計手法を学ぶ。課題の提出(レポート)は必須である。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
C-2,E−1 B-3