平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
制御工学 豊田幸裕 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
610005 2年 生産工学専攻
(機械工学コース)
必修 2単位
授業概要
自動制御は、現在の社会では欠かすことのできない技術であり、ありとあらゆる分野で使用されている。本講義では、制御技術成立の歴史などにも触れながら,自動制御の概念を広く理解する。
  到達目標
   1. 制御システムの基本的な構成が理解できる。
   2. フィードバック制御の基本的な概念が理解できる。
   3. フィードフォワード制御の基本的な概念が理解できる。
   4. 古典制御技術の発展の歴史が理解できる。
教科書
「自動制御とは何か」,示村悦二郎著 (コロナ社)
参考書
「制御工学の考え方」,木村英紀著,講談社
「制御システム技術の理論と応用」,角・広井共著,電気書院
授業の進め方
教科書を中心に,輪講形式で進めながら適宜、解説を行う。また,具体的な事例を用いて、「何のために」,「何を」,「どうする」という点を補完する。
授業内容
1 制御とはどういうことか
2 制御システムの基本的な構成
3 フィードバック制御の起源
4 フィードフォワード制御
5 制御理論の芽生え
6 サーボメカニズム(1)
7 サーボメカニズム(2)
8 プロセス制御システム(1)
9 プロセス制御システム(2)
10 近代制御技術の展開の系譜
11 制御技術前史
12 古典制御理論の成立
13 新しい制御理論の誕生と展開
14 身近に使われている制御技術に関する考察.
15 期末試験
成績評価の方法
評価は、学年末試験70%、課題レポート30%として行う。
ただし,授業の欠課回数が1/4を越えた場合は,原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
本講義では、自動制御の概念を理解してもらうことに重点を置いています。産業での制御技術の適用事例については、参考書に挙げた書籍を通読するを薦めます。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
A-2