平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
通信工学特論 城戸 隆 後期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
620106 2年 電子工学専攻 選択必修 2単位
授業概要
複合的な工学専門知識を習得し、それらを工学的な問題の解決に応用できることを目的とするため、本科目では、情報・論理系科目群を取り扱う。
特に、情報理論の基礎を築いたシャノンの理論に触れ、情報量、情報の単位、エントロピー、通信の基本モデルをとりあげ、本科で学習した内容に関して理解を深める。また、近年研究が盛んにおこなわれている各方式の原理についても取り扱い、現在の情報通信技術との関連性についても話題に触れる。

  到達目標
   1. シャノンの理論に関する問題に答えられること
   2. 情報通信に関する基本的な問題に答えられること
教科書
デジタル情報理論  塩野 充著  オーム社
参考書
なし
授業の進め方
現代の情報通信技術の出発点ともいえるシャノンの理論について、主に板書・プリントを中心に、必要に応じて演習を交えて講義を進める。
WebClassを用いて資料配付・課題演習を行う。
授業内容
1 情報(information)の考え方
2 理解度確認演習1
3 情報(information)の定義
4 理解度確認演習2
5 情報(information)の量と単位
6 情報エントロピー
7 理解度確認演習3
8 中間試験
9 通信のモデル化
10 情報源符号化
11 送信器と受信器
12 通信路と雑音
13 理解度確認演習4
14 理解度確認演習5
15 学年末試験
成績評価の方法
課題演習等30%、学年末試験 70%
ただし、授業時数の1/4を超えて欠席した者は、原則として単位を認定しない。
学生へのメッセージ
熱力学で用いられるエントロピーと情報量を表すエントロピーについても興味を持とう。対数の考え方についてもよく復習しておこう。
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    A-2