平成24年度
授業科目 担当教員 開講期
システム工学 松友 真哉 前期
科目番号 対象学年 必修・選択の別 単位数
620007 2年 電子工学専攻 必修 2単位
授業概要
与えられた課題を,対象とそれを取り巻く環境を含めたシステムとして捉え解決する能力を有する技術者を養成するため,分野横断的な知識を統一したフレームで思考できるシステム工学的なアプローチ法を講義する.
  到達目標
   1. 系の物理的構造や統計に着目してモデルを構築できる.
   2. モデルを用いて意思決定や系の最適な運用ができる.
教科書
なし
参考書
奥野忠一ほか 「多変量解析法」 (日科技連)
室津義定ほか 「システム工学」 (森北)
奈良宏一ほか 「システム工学の数理手法」 (コロナ)
大野勝久 「Excelによるシステム最適化」 (コロナ)
田畑吉雄 「経営科学入門」 (牧野)
足立紀彦、酒井英昭、高橋豊、飯国洋二 「システム工学」 (コロナ)
授業の進め方
講義および演習
授業内容
1 システム工学的なアプローチ法の概説
2 モデル化の意義と方法
3 物理的構造に着目するモデリング
4 シミュレーションの方法
5 確率・統計論の復習
6 統計に着目するモデリング
7 統計的推論
8 中間試験
9 最適化手法の位置付け
10 線形計画法
11 非線形計画法
12 市販ソフトを用いた最適化問題の解法
13 意思決定の手法(1)
14 意思決定の手法(2)
15 期末試験
成績評価の方法
定期試験70%,演習(レポート提出)30%,授業の欠席回数が1/4を超えた場合は,原則として単位を認定しない.
学生へのメッセージ
 本講義では,まず,システム工学的なアプローチ法の位置付けを概説した後,物理的構造に着目する場合と,統計に着目する場合の双方でモデリングの方法を例示する.次に,モデルに基づく予測や最適化の手法として,シミュレーション,線形計画法,非線形計画法,意思決定の手法を概説する.なお,各手法の理解を深めるため,単元のまとまりごに,パソコンを用いた演習課題を与える.
学習・教育目標 (生産工学) 学習・教育目標
(電子工学)
学習・教育目標
(生物応用化学)
機械工学コース 環境材料工学コース
    C-2